メダカの餌やりについて詳しく解説|オススメの餌3選

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メダカの餌やりについて詳しく解説|オススメの餌3選 飼育情報

メダカを飼う際は、餌やりの方法や注意点を事前に確認することが重要です。

間違った餌の与え方や過剰な餌を与えると、メダカの健康に悪影響を与えることがあるため注意が必要です。

この記事では、メダカの基本的な餌やり方法や注意点について、初心者の方に向けてわかりやすく解説します。

餌の種類

メダカには、主に以下の2種類の餌があります。

  1. 人工飼料 :市販のメダカ用の餌です。種類や粒の大きさが様々あり、必要な栄養素が含まれています。
  2. 生き餌 :生きたミジンコや赤虫、ゾウリムシなど、生きた小動物を与える餌です。メダカにとって好ましい栄養素が含まれていますが、管理が難しく、病気のリスクもあります。

餌の与え方

メダカは、消化器官が小さく、1日に与える餌の量は少なめにしましょう。以下は、メダカの餌やりの基本的な手順です。

  1. 与える時間帯 …メダカは日中に活発に活動するため、朝や昼に餌を与えるようにしましょう。夜間に与えると、餌が水中に残ってしまい、水質の劣化につながることがあります。
  2. 餌の量 …メダカの口に入る程度の少量を与えましょう。過剰に与えると、残った餌が水中に残ってしまい、水質が悪化する原因になります。
  3. 餌の種類 …1種類の餌だけを与え続けると、偏った栄養摂取になるため、2種類以上の餌を交互に与えるようにしましょう。
  4. 残った餌の回収 …餌を与えた後、残った餌はクリーナーなどで取り除きましょう。残った餌が水中に残ると、水質の劣化につながります。

以上が、メダカの餌やりについての基本的な手順です。適切な量と種類の餌を与えて、メダカたちが健康的に生活できるようにしましょう。

注意点

メダカの餌やりにあたって、以下の注意点を忘れないようにしましょう。

  1. 餌の量に注意する  過剰な餌を与えると、残った餌が水中に残って水質が悪化する原因になります。メダカは、一回の餌やりで口に入る程度の少量を与えましょう。
  2. 餌の種類に注意する  生きた餌を与える場合は、病気のリスクがあるため、衛生面に気を付ける必要があります。人工飼料を与える場合は、適切な種類と量を選びましょう。
  3. 残った餌を回収する  餌を与えた後は、残った餌を回収しましょう。残った餌が水中に残ると、水質が劣化する原因になります。
  4. 餌やりの頻度に注意する  メダカの餌やりは、頻度を守ることが大切です。適切な頻度で餌を与えることで、メダカたちが健康的に育つことができます。

以上が、メダカの餌やりについての基本的な情報です。メダカたちが健康的に育つよう、適切な量と種類の餌を与えて管理しましょう。

季節によって餌の与え方が違います

メダカは季節によって活性が変わってくるので、必要になる餌の量も変わってきます。

メダカのは胃がない無胃食なので、どの季節でも1回であげる量は少なく、回数を多くは基本となります。

春の餌やり…早ければ3月後半辺りから6月は繁殖シーズンであり、活性が高いため多く餌を与えたほうがいいのですが、同じ餌の量でも回数を多くしてあげることが大切です。

3gを1回であげるのではなく、3gを朝、昼、夕方の3回に分けて与えるほうがいいです。

この時期は高タンパクな餌を与えたほうが、産卵をしてくれる率があがります。

夏の餌やり…7月〜9月は気温が上がりとても暑い季節です。

この時期でもメダカはまだまだ繁殖してくれますが、水温には注意したいです。

この時期の餌やりは、まだまだ栄養が必要なので、2〜3回は餌をあげたいところですが、食べ残しには注意が必要です。

水温も高いので、食べ残しの腐敗には気をつける必要があります。

食べ残しはスポイトで取るか、水換えは他の季節と比べ、回数を多めにしてあげたほうがいいと思います。その際は底に溜まった食べ残しを吸い取るようにします。

秋の餌やり…10月〜12月は産卵も終わり、メダカの活性も徐々に下がり落ち着いてきます。

この時期は暑かったり寒かったりがありますが、日中の気温が高い時は2回餌をあげます。

冬の越冬を耐えるためにも、気温が高い日はなるべく食べさせてあげたほうがいいです。

逆に日中の気温が上がらないのであれば、1回あげるくらいでも良いです。気温が低いと活性が下がり活動量も減るので、餌の食いつきも悪いことがあります。

この秋の時期はグリーンウォーターを作り、少しでも微生物を食べてもらうことも大事になってきます。

自分の場合は、気温が低くなって、水温も15℃〜10℃くらいになった時は、グリーンウォーターでPSBを毎朝入れて、オオミジンコをあげています。

そうすることで水質悪化を少しでも和らげることができます。

ここで注意したいのは、グリーンウォーターでオオミジンコを多くいれると、オオミジンコがグリーンウォーターを栄養として食べてしまい、クリアウォーターになってしまうことがあるので、オオミジンコはあげすぎないほうがいいと思います。

冬の餌やり…1月〜3月の冬の時期は水温が10℃以下になることが多く、その水温だとメダカの活性は下がりメダカは餌をあまり食べてはくれません。

この越冬の時期はメダカに餌をあげないほうが、うまくいくことのほうが多いです。

日中の暖かい時間帯に、メダカが水面に上がってきているなら、1回餌をあげてみてもいいと思います。

越冬失敗の多くは、必要ない餌を与えてしまい、消化不良をおこして病気になる可能性があるのと、食べ残しを放置し、日中の気温が思ったよりも高くなってしまった時に、今まで冷蔵庫のような状態で冷やされていた食べ残しが、一気に腐敗し、水質悪化により落ちてしまうことがほとんどです。

自分の越冬方法はグリーンウォーターで飼育し、日中の気温が上がった時に気分でミジンコを少し与えるくらいで、ほぼ餌はあげていませんが越冬できています。

越冬のうまくいくコツは、飼育環境により違いはあると思いますが、餌をあげないことだと思います。

1回で与える餌の量について

季節によって餌やりの回数が変わる説明をしましたが、量について詳しく解説します。

よく言われるのが3分くらいで食べきれる量を与えましょう。

とありますが、3分で食べきれる量は多いです。与えたらすぐ食べ終わる量にしたほうがいいです。

理想は1分で食べ切れる量が適正量だと個人的には思っています。

1分で食べきれないと、餌はどんどん水底に沈んでしまい、底に沈んだ餌はメダカはほぼ食べてくれません。

これでは水質悪化してしまいます。底に沈む前に食べ切れる量を与え、同じ量でも回数を多くするのが理想と言えます。

ラムズホーンや、ミジンコを多めに入れておくことで食べ残しの餌を食べてもらうのもオススメです。

ミジンコは、成魚では食べられてしまいますが、オオミジンコで針子の育成であれば大きいオオミジンコは針子に食べられないので、食べ残しを食べてもういつつ、オオミジンコも増えていくので、無駄のない飼育ができます。

餌を食べきれる量を与えても飽和給餌には注意が必要です

メダカの産卵の条件の1つに、十分な栄養を与えるとあります。

十分な栄養を与えるためには、繁殖時期に餌をあげる回数を増やし、胃がないメダカを常にお腹いっぱいの「飽和給餌」にすることで、栄養を蓄えた親魚が、卵をたくさん産み、有精卵も産まれやすく、元気な稚魚も産まれやすくなります。

しかしこの飽和給餌には注意が必要です。

  • 食べきれる量を与えていてもその分、排泄物は増えるので、水換えの頻度も比例して増やし、水質管理がかかせません。
  • 餌を与えすぎによる、過剰なエネルギー摂取や消化不良を引き起こすリスクがあり、メダカに負荷がかかる恐れがあります。

繁殖が目的であれば飽和給餌はいいと思いますが、人間でも食べすぎはよくないと思いますので、ほどほどがいいと思います。

オススメの餌3選

活性が上がり、活動量の多い季節は、高タンパクな餌を与えることで、産卵してくれることが多くなります。

活動量が減る冬や、水温が低い時は、消化のいい餌や、ミジンコなどのメダカの都合で食べてくれる餌であれば、食べ残しても水質悪化は穏やかになるのでオススメです。

繁殖時期や活動量が多い時は、高タンパクなヒカリの金のパッケージ。通称「金パケ」

この餌は粒が小さいので小さいメダカでもそこそこ食べてくれます。そして何より喰いが良いので、メダカにとって美味しいご飯なのだと思います。

こちらの餌はメダカの天然食との明記があり、この餌も喰いつきがいいです。そして産卵もよくしてくれるようになる印象があります。

メダカを始めたての頃、100円ショップの餌を与えていたのですが、この餌に変えた途端に初産卵が始まったのを覚えています。

コスパを重視するのであれば、おとひめがオススメです。喰いつき抜群で太り過ぎてしまうほど栄養価が高いです。

栄養価が高い餌は、食べ残しでの水質悪化も早まるので注意が必要です。

又、匂いがそれなりにして、甲殻類が入っているので、甲殻アレルギーの方は注意が必要だと思います。

まとめ

今回はメダカの餌について詳しく解説させていただきました。

  • 餌の種類…餌の種類は、主に人工飼料と生き餌の2種類がある。
  • 餌の与え方…餌をあげる時間は朝と昼にあげるようにし、夜は消化不良になる恐れがあるのであげないようにし、栄養の偏りがないように2種類の餌を少量ずつ与え、食べ残しを極力減らし、食べ残しは回収することで水質悪化を遅らせることが大事です。
  • 季節によって餌の与え方が違う…春、夏、秋は食べ残さない量を何回かに分けてあげることが大事です。1回で多くあげることは避けたほうがいいと思います。仕事などでなかなか餌をあげられない場合は、ミジンコが超オススメです。冬は状況によって餌をあげるのかを判断しますが、基本はあげません。餌をあげなくてもいいように、秋のうちに栄養を蓄えてもらう飼育が大事です。
  • 1回で与える餌の量…餌によって浮いている時間が違うのには注意です。餌が沈む前に食べ切れるのが理想です。底に沈んだ餌はメダカはほぼ食べないので、回収するか、ラムズホーンや、ミジンコを多めに入れて食べてもらうのもオススメです。
  • 餌を食べきれる量を与えても飽和給餌には注意が必要…飽和給餌は繁殖のためであればオススメですが、過度な給餌は水を汚したり、メダカの負担になったりすることがあるので、ほどほどがいいと思います。
  • オススメの餌3選…個人的なオススメ3選なので、このオススメの餌以外にもいい餌はいっぱいあると思います。1つの餌に拘らず、色々な餌をバランスよく与えるほうがメダカの健康にもいいと思います。

メダカの餌の与え方を解説しました。メダカは喋ることができないので、飼育者がメダカをしっかり見てあげることが大切だと思います。

メダカが元気に餌をバクバク食べてるのをボーッと眺めている時が、メダ活をしていて1番の癒やしだと思います。

メダカを元気に飼育するコツは、飼育環境、水質、餌の3つが重要だと個人的には思っています。

メダカに合った餌やりでメダカを元気にし、メダ活を楽しんでください。

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