グリーンウォーターがうまくできない時はハイポネックスを使えば簡単です!

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
飼育情報

グリーンウォーターはメダカの稚魚針子の餌になったり、冬越しにはグリーンウォーターがいいなど、メダカ飼育では欠かせない存在のグリーンウォーターですが、意図的に作ろうと思ってもうまくできなかったりすることはないでしょうか?

ハイポネックスを使えば簡単にグリーンウォーターを作り出すことができます。

そこで今回は、

ハイポネックスとは?

ハイポネックスを使ったグリーンウォーターの作り方

ハイポネックスの使用量はどれくらいが適量?

ハイポネックス入りグリーンウォーターの使い方

これらについて解説していきます。

うまくグリーンウォーターが作れないとお困りの方はぜひご閲覧ください。

ハイポネックスとは?

ハイポネックスは水耕栽培などの園芸で使われる、水で希釈して使用する液体肥料です。

ハイポネックスの肥料には植物の三大栄養素と呼ばれている

窒素(N)…植物の葉や茎の成長に影響を与えるもの

リン酸(P)…花や実の成長に影響を与えるもの

カリウム(K)…根の成長に影響を与えるもの

これらの記載があります。

この3つの栄養素のバランスが植物の成長に大きく影響しています。

メダカなどの水槽にはバクテリアが存在していて、排泄物や餌の食べ残しを分解し、窒素やリン酸は作られています。

なので、水草用の肥料は窒素やリン酸を抑えた肥料になっているのです。

ハイポネックスなどの液体肥料を使った水耕栽培では、コケは嫌がられる存在です。

コケは窒素やリン酸を栄養とするので、水耕栽培では、ハイポネックスの入った水を、日光に当てないようにし、コケを抑えるように栽培します。

グリーンウォーターは窒素とリン酸を主食としている植物プランクトンが大量に発生しているので、それらの栄養を豊富に含むハイポネックスはグリーンウォーター作りには最適というワケです。

ハイポネックスを使ったグリーンウォーターの作り方

まずは準備する物から説明していきます。

ハイポネックス

飼育水

容器

ハイポネックスをまだ持ってない方はホームセンターでも購入できますよ。

カルキ抜きした水でも作成可能ですが、より富栄養化しているほうが作成しやすいので、飼育水を使用するほうがいいと思います。

ポンプを使用して掃除をした際の飼育水が一番適しています。

理由としては、水槽の底には餌の食べ残しや排泄物が溜まっているので、植物プランクトンには最高のご馳走です。

ハイポネックス入りグリーンウォーター作り方
  • 容器に飼育水を入れる
  • ハイポネックスを適量入れて、かき混ぜる
  • 日光の当たるところに放置する。

これだけで作成可能です。

注意ポイント

水温は25℃〜30℃くらいがいいと思います。

寒い季節は植物プランクトンの活性が下がるので、グリーンウォーター化しにくくなります。

暑い場合は植物の光合成が鈍り、水中の酸素濃度が薄くなるので、あまり良くはありません。

自分の場合、夏場はエアーポンプを使用しています。

放置する期間は、天候や気温、日光が当たっている時間などにより、変わります。

1周間以上かかってしまうこともあります。

容器に関しては、透明な容器で浅いほうがグリーンウォーター化させやすいです。ペットボトルでも可能です。

浅いほうがいい理由は、日光の当たりがいい為です。深い容器の底は日光が届かないことはないですが、浅い容器と比べると届きづらいです。

透明な方が日光が入りやすいです。透明なので、日光が容器全体に入るため、グリーンウォーター化しやすいです。

ですが透明容器は紫外線に弱いので、日光の当たる場所で1年置いて置くとボロボロで割れてしまうほど弱いです。

透明容器ほどではありませんが、白容器もオススメです。

白容器の場合、光に当てて透けるような容器は透明容器と同じく弱い可能性があるので注意しましょう。

逆に黒容器では、グリーンウォーター化しづらく、コケも生えづらい特徴があります。黒色は光を吸収するためです。

メダカ容器に直接ハイポネックスを入れるのはやめたほうがいいです。

富栄養化に更に栄養を入れるのは水質悪化になる可能性と、グリーンウォーターが濃くなりすぎるのも、メダカにはよくありません。

ハイポネックスの使用量はどれくらいが適量?

ハイポネックスの量は、水5Lに対し、ハイポネックスを2mlくらいです。

入れすぎても問題はあまりないですが、早くできるわけでもなく、良質なグリーンウォーターが出来上がるわけでもないので、あえて多く入れることはしないほうがいいと思います。

また、ハイポネックスを入れすぎたことにより、植物プランクトンが大量繁殖しすぎて、植物プランクトンが酸欠などにより少なくなっていくこともあります。

注意してください。

ハイポネックス入りグリーンウォーターの使い方

  • 基本的には種水として使う
  • メダカの飼育水槽に少量ずつ入れる

植物プランクトンにとっては栄養が高くいい水ですが、その栄養は水質悪化につながる為、多く入れればいいということはありません。

ハイポネックス入りグリーンウォーターは濃い濃度になるので、少量づつ入れていき、後は自然に任せて、メダカのいる水槽をグリーンウォーター化させるほうがいいと思います。

まとめ

  • ハイポネックスとは窒素やリン酸を含む水耕栽培でよく使われる液体肥料
  • グリーンウォーター化させるには植物プランクトンの餌が必要でハイポネックスは餌として最適
  • グリーンウォーター化させるには容器も重要で、透明容器が最適だが、割れやすいというデメリットもあることには注意が必要
  • ハイポネックスは多く入れてもメリットはないため、適量が一番
  • グリーンウォーターを作る上で、日光や水温などの状況が整っていないと、ハイポネックスを使用しても時間が掛かる

飼育水を別容器で放置するだけでもグリーンウォーターは作れますが、なかなかできない人もいると思います。

自分も綺麗なグリーンウォーターを作ることがなかなかできなかったのですが、ハイポネックスを使うとうまくグリーンウォーター化できています。

全く作ることができない場合は、こちらの記事でもグリーンウォーターの解説をしています。合わせて読むことで解決するかもしれません。

グリーンウォーターにならない?飼育水を使った作り方や失敗してしまう原因解説

最後までご閲覧いただきありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました