メダカの性別判定ガイド:オスとメスの簡単な見分け方

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メダカのオスメスの見分け方はあるのかな?

簡単にわかる方法なんてあるの?

メダカのヒレを見ればオス・メスはわかるよ!と言われても、よくわからない方も多いと思います。

見分け方がわからないと、選別の際にオスとメスを分けることができず、好みの個体同士で累代を重ねることが難しくなります。

メダカ飼育は累代だけが楽しみではありませんが、繁殖させたい場合は見分ける方法を知ることが重要です。

記事を見るとこれがわかる!
  • メダカのオス・メスの見分け方
  • メダカのオス・メスを見分ける際の必須アイテム
  • 繁殖させる時のオス・メスの割合
  • 見分けがわかりやすい品種もご紹介

今回の記事ではこれらを画像付きで、わかりやすく解説します。

オス・メスの見分け方を知り、繁殖累代を重ね、好みのメダカを育てていきましょう。

目次

メダカ購入時について

メダカの写真

メダカをメダカ専門店で購入する際は、問題はないとは思いますが、ホームセンターなどの熱帯魚ショップで購入する際に注意が必要な時があります。

ホームセンターの場合、メダカに詳しくない店員さんもいるので、1ペアで購入したかったのに、全部オス又はメスだったというトラブルも考えられます。

また、ヤフーオークションなどで個人から購入した際も注意が必要です。メダカのオス・メスはメダカ飼育のプロや愛好家でも間違えることがあり、個人であれば趣味の範囲で飼育している方もいらっしゃるので、間違える可能性も上がってしまいます。

当然ですがメスだけ、オスだけの状況では繁殖はできません。

自分でオス・メスの見分けができることで、このようなトラブル回避ができます。

メダカのオス・メスの簡単な見分け方

オス・メスを見分けるポイントは3つあります。

  • 背びれ
  • 尻びれ
  • 体形

主にヒレを見れば見分けることができます。

ですが品種により、尻びれ、体形ではわかりにくかったり、背びれなしの品種もいるので注意してください。

背びれで見分ける

メス

背ビレは小さく、丸みを帯びていて、切れ込みがない。

オス

背ビレは大きく、先端が尖っていて、切れ込みがある。

尻びれで見分ける

メス

尻びれが小さく、斜めにシャープになっている。

オス

尻びれが大きく、台形のような形になっている。

体形で見分ける

メス

オスに比べて体が丸みを帯びており、特にお腹がふっくらしています。

オス

体が細長く、全体的にスリムです。

上見からのオス・メス判断

メダカを上見で判別できると選別が楽になるのですが、メダカは動いてることが多く、ベテランの飼育者でも判別は難しいと思います。

上見からの見分け方というのは特になく、横見と同じヒレを見て判断するしかないと思います。

時期によりますが、卵がついているかは上からみてもわかりやすく、卵をお腹にぶら下げていれば確実にメスなので判別はできます。

メダカの品種や成長具合によっては確認が難しいので、斜めから見て、背びれや尻びれで確認するか、素直に横見からヒレを見たほうが、わかりやすいです。

横見でオス・メスを見分ける時の必須アイテム

メダカのオス・メスを見分けるための必須アイテムとして、「横見観察ケース」をおすすめします。

この観察ケースは、メダカを横から観察するのに最適なプロ仕様のケースで、選別だけでなく撮影時にも役立ちます。

透明な容器でメダカの細部までクリアに観察でき、オス・メスの見分けに非常に便利です。

100円ショップの商品じゃだめなの?

100円ショップで売られている横見ケースでも、選別には問題ないですが、実際に100円ショップの商品を使ってみるとわかるのですが、「横見でキレイにメダカを撮影したい!」となると話は違います。

なぜならこの横見ケースは、メダカ愛好家が監修しメダカの横見に特化していて、アクリル製であり、白と黒の背景を入れ替えることができます。

100円ショップの商品はプラスチックなので透明度も違いますし、新品の時はまだいいのですが、傷がつくと曇って見づらいので、オス・メスの判別、撮影もやりづらいです。

プロ仕様の横見ケースはアクリル製なので、クリアでメダカがくっきり見やすいので、オス・メスの判別の難易度も下がりますよ。

オス・メスを見分けることができても、メダカをサッと掬えて選別できなければ意味がありません。

私は今まで100円ショップや、ホームセンターなどで売られている市販のタモ網を使っていましたが、チュール生地のメダカ用タモ網を使用して、「メダカ用」となっているのは全然違うことがわかりました。

メダカ用のタモ網はステルス性があり、掬ってもメダカが跳ねないので、選別のやりやすさが段違いです。これは「メダカ用選別タモ網」を実際に使わないと実感できないと思います。

繁殖するときのオス・メスの割合について

メダカのオス・メスを見分けることができたら、繁殖のためのペアリングが重要になります。

個人的には、メダカを繁殖させる際にはペアではなく、【オス2匹】+【メス3匹】の割合をオススメします。

その理由は、オスがメスを追いかけ回す性質があるため、オスが多すぎるとメスが複数のオスに追われてしまい、産卵に必要な体力を消耗してしまうからです。

また、オスが1匹しかいない場合、そのオスとメスの相性が悪いと、メスがオスを選べず、繁殖がうまくいかないことがあります。オス2匹とメス3匹の構成にすることで、メスがどちらかのオスを選ぶことができ、繁殖の成功率が高まります。

匹数に関しては決まりはなく、おすすめなだけですが、「メス>オス」は重要です。

このように、オスとメスの適切な割合を保つことで、メダカの繁殖をスムーズに進めることができます。

オス・メスの見分けがしやすい品種

飼育している中で、マリアージュロングフィンはヒレが大きく長くなるのはオスだけという特徴があり初心者の方でもわかりやすい品種だと思います。

オス
メス

こちらの記事でマリアージュロングフィンを解説しています。

まとめ

メダカの繁殖をさせたい場合も、繁殖を避けたい場合も、オスとメスの見分け方が分からないと困ることが多いです。

多くの場合、ヒレを見ることでオスとメスの判断ができますが、品種によっては見分けにくいこともあります。

どうしてもわからない場合は、時期にはよりますが卵をぶら下げているか?ぶら下げていれば確実にメスだと思われます。

メダカの横見ケースを使用することで、見分けもしやすくなり、写真撮影もキレイなメダカの写真が撮れますよ・

初心者の方はまずヒレをよく観察してみてください。

この記事を参考にして、オス・メスを見分けて選別や累代でメダ活を楽しみましょう!

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