春の屋外メダカ飼育はリセットから始めましょう|水換えや飼育方法

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飼育情報

2月後半にもなると、朝方や、夜はまだ気温が低いですが、昼間は暖かくなる時期になると思います。

屋外の寒い冬を越えたメダカ達が水面に上がってくることもあります。

そろそろ餌をあげてもいいのかな?

餌くれアピールしてるからあげてみよう!

このように思うこともあると思いますが、まずは水槽のリセットから始めたほうがいいです。

よくある失敗として、

  • リセットの前に餌をあげてしまう
  • 間違ったリセット方法をしてしまった
  • リセットのタイミングが遅れる

このようなことがあると水質が悪化し越冬を頑張ったメダカ達が落ちてしまうことがあるかもしれません。

メダカは水質の変化には強いと言われていますが、改良メダカは原種メダカと違い、水質の変化に弱い品種もいるので、注意が必要です。

2月後半頃に水槽のリセットをしたほうがいい理由

地域によりますが千葉県では、2月後半になると昼間に晴れている場合、暖かいと感じる時が少しずつ増えてくる時期です。

冬の時期の水槽内は冷蔵庫の中のような状態なのですが、春の水温は安定しないので急に暖かくなると冬の間に蓄積した糞や餌、微生物の死骸などが、暖かくなることにより腐敗し、アンモニアなどの毒性のある有害物の発生により、急激に水質の悪化が進むことがあります。

メダカの容器が少なければ1日で終わることもあると思いますが、容器が多いと水換えだけで重労働になることもあるので、早めの対策が必要ですが、まだメダカは越冬で体力を消耗した状態なので、水換えの際は注意が必要です。

春の季節1番最初の水換え方法

水換え後ですが、壁面は軽くこする程度で沈殿物はなく、水を半分換水しています

春のリセットといっても、全換水をするわけではなく、水は半分残して、容器の沈殿物を綺麗にすることが目的です。

沈殿物には、グリーンウォーターの植物プランクトン、微生物の死骸だったり、糞などのアンモニアが底に溜まっています。

  1. バケツなどを用意し、メダカ飼育容器の水を半分残し、飼育水の半分をバケツに溜めておく
  2. 飼育水を溜めたバケツとは別に、メダカボールなどを用意しボールにメダカを移す
  3. メダカ飼育容器の水を捨てる
  4. 飼育容器は軽くこする程度で完全に綺麗にはしない
  5. バケツに溜めた水を飼育容器に戻す
  6. 半分戻した飼育水に、もう半分新水を入れる
  7. メダカの水合わせをする
  8. メダカを戻して完了

メダカは越冬したばかりなので、痩せていて体力も落ちているので、メダカを移す際は水流があまり起きないように、ゆっくりと慎重に移してあげることが重要です。

メダカの容器の半分を水換え、沈殿物を綺麗にすることがポイントで、全換水はもう少し平均的に暖かくなる頃にするほうがいいです。

又、容器の壁面にはバクテリアが定着しているので、完全に綺麗にしないほうがいいです。壁面が汚れていることにより、壁の表面はでこぼこになり、そこにバクテリアが定着することがあります。

全換水をするタイミングは地域によって違いがあると思いますが、自分の住んでいる千葉県では、3月後半〜4月前半辺りに、全換水のリセットを行っています。そしてこの時のリセットで産卵のスイッチが入ることもあります。

それまでは、足し水と沈殿物をスポイトで掃除をしたり、2〜3週間に3分の1の水換えをする程度です。

室内飼育ではMサイズでも間に合うのですが、屋外で容器も多くあり水量も多いのであればLサイズがいいです。

スポイトは握る所がシリコンゴムのタイプが自分は使いやすいです。

春の飼育方法

【餌の与え方】

春はまだまだ水温が低い時が多く、メダカの代謝がまだ遅いので、粉餌の場合は与える餌の量を減らし食べ切れる量を与えるようにしましょう。また与える時間帯は水温が高くなる日中に与えるようにしましょう。

暖かい日中に餌を与えるのが難しい場合、PSBを冬同様少しずつ与える、又はオオミジンコなどの生き餌でも問題ないです。

食べ残しがないようにすることが水質維持のポイントなので注意が必要です。

【水温管理】

春の水温は、日中は20℃程度くらいで、夜間は下がることがあります。水温が低くなりすぎると、メダカがストレスを感じることがあるため、水温管理に注意が必要ですが、屋外ではヒーターの使用は難しいので、発泡スチロールの切れ端を浮かべてあげる、容器の周りを板などで囲い、風があたらないようにするなどの対策をして、日中と、夜の水温差をなるべく少なくする工夫ができれば1番いいと思います。

【水替え】

春は天候が不安定で、急な気温変化が起こることがあります。このような環境下では、水質の管理が重要です。

足し水や、少量の水替えを行い、水温が急に上がった際の沈殿物の腐敗に注意し水質を安定させましょう。

【病気予防】

春は水温の変化や天候の不安定さから、メダカがストレスを感じやすくなります。そのため、病気にかかりやすくなる傾向があります。定期的に水質のチェックを行い、必要に応じて病気予防のための塩浴や薬剤を投与するようにしましょう。

以上が、春のメダカ飼育方法の基本的なポイントです。水温や水質、餌などを適切に管理して、メダカたちが健康に過ごせるように心がけましょう。

まとめ

越冬したてのメダカは、まだ体力がないのに加え、春の水温は安定しないため、メダカが落ちやすい季節でもあるので、注意が必要です。

冬の間は冷蔵庫のような状態なので、沈殿物の腐敗はしずらいですが、急に暖かくなると腐敗することがあり、水質の急な悪化によりメダカが落ちてしまうことがあるため、個人的ではありますが、2月後半くらいに容器の半分の水換え、沈殿物の清掃を行い、水質の悪化を未然に防ぐことが重要だと思います。

餌やりについては、日中に食べ切れる量の餌を与えられないのであれば、PSB、ミジンコ、ゾウリムシで対応したほうがいいです。食べ残しの餌も沈殿し、腐敗すると水質悪化に繋がります。

水温が安定しない春の季節は飼育が難しいですが、水質が悪化しないように気をつけることが1番大切であり、ここを乗り越えると、いよいよ産卵ラッシュの時期に入るので、平均的に気温が上がり始めたら定期的な水換えに入り、産卵のスイッチを入れてあげることが重要になってきます。

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