今回はダイソーの100均プランターを使って、室内飼育場を作りました!
- 幅が狭く水量を確保できる容器で良いものないだろうか?
- プランターって実際どうなの?
- プランターの穴埋め加工方法わからない
このような疑問をお持ち方はいないでしょうか?
いつでもメダカを観察したいと思い、室内でも管理をしようと思いました。
ですが室内だと、飼育スペースが屋外よりも狭くなることがあると思います。
狭いスペースでは、容器が重要で、大きすぎず、水量が確保できる容器がほしいところです。
ダイソーで売られているプランターは、
- 100均なので、プランター自体は安い
- 大きすぎず、幅が細いので、スペースをとらずに並べることができる
- 大きさのわりには水量を確保できる
これらのメリットがありますが、デメリットもあります。
プランターは基本、水抜き穴があいているのでコーキング剤で塞ぐ必要があります。
一手間かかりますが、加工さえしてしまえば、メダカの飼育容器としては使いやすいです。
また、シリコンやコーキングガンなどの道具も必要なので、すでにお持ちの方であればいいのですが、プランター自体は安いですがコストパフォーマンは良くないとは思います。
同じ値段やもっと安い容器はたくさんありますが、サイズ感の丁度いい容器はこれしかない!でも水抜き穴が空いていて使えないけど、どうしても使いたい場合はこの方法で塞ぐのがいいと思います。
コーキング剤はただ打てばいいわけではなく、アク抜きも必要です。
コーキング剤を使ってしまう分、コストは増しますが、コーキング剤1本で7個ぐらいのプランターの穴埋めができると思います。
又、コーキング剤などの止水に使える物は、アクアリウムでDIYをするとなると必須レベルだと思いますので、損はないのではないかと思います。
コーキング剤は防カビ剤なしを使ってください。シリコンを使ったDIYになりますので、あくまで自己責任でお願いいたします。
ダイソーのプランターはメダカの飼育容器に最適
このプランターは、水抜き穴さえどうにかすれば、狭いスペースにも置きやすく、水量も確保できるのもいいですよ!
この狭いスペースで水量確保ができるのがポイントだと思っていて、プランター以外だとあまりないんですよね…。
セリアのスタッキングボックスでもいいかなと思ったのですが、稚魚なら十分な水量ですが、成魚となると狭く感じます。
プランターとスタッキングボックスの大きな違いは、プランターは細長いので、メダカが泳ぎやすいと思います。
スタッキングボックスだと泳ごうにもすぐ壁に当たると思います。
少ない匹数であればのびのびと飼育できると思います。
ダイソーのプランターの水抜き穴を塞いで水槽として使えるように
ダイソーのプランターは大きさも小さいわりには水量が確保できるのがいいと思います。
5リットルぐらいは入りました。
基本、プランターには水切り穴があるのでこのままでは使えないです。
植物を育てる物なので当然ですが、メダカ飼育の容器としてはこちらの穴は不要なんですよね。
穴をテープで塞ぐ作業
プランターを水槽として使用するには、この穴を埋めていく作業が必要になります。
まずはテープで塞ぎます。
今回は家にあったビニールテープを使いましたが、剥がれやすいので、ガムテープのほうがいいとは思いますが、重要なのはコーキングのほうで、テープは裏当てとしての役割が強いので、自分は気にしてはいないですが、クラフトテープや、紙テープは使わないほうがいいと思います。
シリコンで充填していく作業
シリコンを充填していくのですが、シリコンの新品の状態だと、乾燥防止の為のアルミで塞がっているので、破る必要があります。
キャップの先端が尖っているので、キャップを挿せばアルミが破れ使用できるようになります。
キャップの先端はカッターで斜めにカットして使います。
使用するシリコンは防カビ剤や防腐剤が入っていない物を使用するようにしてください。メダカ飼育として使うので、不要な成分はないほうがいいと思います。
お風呂などの防水として使うのであれば、防カビ剤入りのほうがいいです。
シリコンは色々な色があるので、使う水槽やプランターに合わせて色を選んだほうがいいと思います。
- 黒
- 白
- グレー
- クリア
これらの色がよく使う色だと思います。
きれいに仕上げたい場合はまわりにマスキングテープを使い、養生すると、汚れる場所が減るので綺麗に施工できると思います。マスキングテープを使う場合、テープの見切り部にシリコンが厚く着いてしまい、硬化してしまうと、テープが剥がしづらくなったり、テープがうまく剥がせないことがあるのには注意が必要です。
実は防水業を10年やっていたのですが、この充填が非常に大事になります。見た目を気にする方もいますが見た目もいいですが大事なのは、シリコンを接着面がしっかりくっついていることです。
コーキングガンを選ぶポイントは、安い物だとコーキング剤をセットする部分が回転しないので、使いづらいです。
回転するタイプを選んだほうがストレスなく使えると思います。
できればコーキングガンで打つだけでなく、ゴムベラなどのヘラでプランター面にくっつけるように、撫でるほうがより接着できますよ!
コーキングで使うヘラがあれば、ガラス水槽の補修する際にも使えるので、アクアリウムをやるならば、持っておいて損はないですよ。
一方通行にならすのではなく、行ったら帰るように、ならすことが大事です。
このプランターに合うヘラは見つけるのが大変なので、自分でヘラをカットして使用するタイプを購入したほうがいいと思います。
この商品は自分で好きな大きさにカットできるので、オススメです。
シリコン充填後は
シリコン充填が終わったら、2日間は硬化させるため、放置してください。表面は乾いているのですが、中はまだ硬化していないことがあります。
ここで早まり水を入れてしまうと、水漏れをして失敗する可能性があります。
硬化を確認したら、水を入れて1日〜2日さらに放置してアク抜きを行います。
この時、使用した水は捨てて、新しい水を入れて、水漏れがなければ完成です。
設置していきます
早速設置してみました!
置いている台は、使わなくなったテレビ台です。キャスター付きなので、このまま移動ができるので良いかなと思い、再利用!普段は動かないように、固定しています。
水槽も置いてはいますが、容器が揃うと気持ちがいいですね!幅もいい感じです!プランターのいい点は、横幅が狭いのに水量を確保できて、並べやすく、幅をとらないのがメリットだと思います!
水槽は別の場所に移動してプランターを買い足そうか検討中…しばらくはこのままかな?
水を入れて準備完了です!
各プランターに、エアレーションができるようにしてあります。室内ではエアレーションは必須だと思っています。
風がなく、水面が揺れないので、バクテリアの死骸などで膜が張ったりするんですよね…一回一回キッチンペーパーで取るのは面倒です…。
まとめ
ダイソーのプランターに限らず、プランターを使用する際は水抜き穴を塞ぐ必要がありますが、長細い形をしているものであれば、横に多く容器を置けるメリットもあるので、水抜き穴を塞ぐ作業は面倒に感じるかもしれませんが一度作ってしまえばメリットのほうが多いと思います。
注意点としては、
- シリコン剤は防カビ剤なし
- 水漏れチェック
- 水を入れて1日〜2日はアク抜き
これらに注意すればダイソープランターでメダカは飼育できます。
ダイソープランターであればフック付きポッドがいい感じに合い、水耕栽培も始められます。
フック付きポッドを使った水耕栽培はこちらの記事を参考に始めてみてください。
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