テトラ【メダカの浮かべるデジタル水温計】レビュー|メダカ初心者やサラリーマンのメダ活には必須級です!

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アクアリウム界では有名で、様々なアクアリウム用品を販売しているテトラ【Tetra】

そのテトラから販売されているデジタル水温計が、前から気になっていたこともあり購入し、2ヶ月が経過しました。

まだ2ヶ月という短い期間ではありますが、結論から言うと「昼間働くサラリーマンには必須級で最高に使える商品だな」と思いました。

自分自身も昼間に働くサラリーマンなのですが、メダカ飼育において夏場や冬場の水温は、メダカの生死や産卵にも関わることです。

テトラの水温計は、最高水温と最低水温が記録されて、デジタルに表示されています。

昼間の暑い日に仕事をしていると、

  • メダカの水温は大丈夫かな?
  • すだれ掛けておけば良かったかな?
  • 飼育容器はあの場所で大丈夫かな?

このような不安が自分にもありました。

最高、最低の水温がわかることにより、バケツに水を張ってメダカの飼育容器を置く予定の場所に置いておくと、その場所の水温を記録できるので、夏場や冬場の水温対策に大いに役立つことは間違いありません。

ですが使ってみて、ここはちょっと改善が必要なのでは…?という点も出てきました。

メダカの水温対策に、こちらの商品が気になっている方の参考になればと思います。

目次

テトラのメダカの浮かべるデジタル水温計とは?

今回、購入したのはテトラの【メダカの浮かべるデジタル水温計】という商品。

大きさ66mm×70mm×49mm
重さ55g
電源LR44ボタン電池×1

メダカに限らずアクアリウムで水温はとても重要で、室内で飼育する熱帯魚などはサーモスタットを使い、寒い時はヒーターを使い水温を上げ、暑い時はアクアリウム用のファンなどで水温を下げたりしますが、メダカを飼育している人の多くは屋外で飼育している方が多いです。

屋外では電源が近くない、漏電が気になる、電気代がかかるなどの理由でサーモスタットによるヒーターやファンは基本的には使わないことが多いです。

そんな一定の水温を保つことが難しい屋外飼育では、その場所の気温や、実際に水を張った容器の水温を知らないとメダカが干上がってしまったり、体調を崩すメダカが出てくる可能性があります。

そこでとても役に立つのがこの商品の目玉とも言える、【最高最低水温がわかるので健康水温が一目でわかる】ということ。

この機能は最高、最低の水温を記録してくれるので、外は暑いけど今の水温は何度あるのだろう?と思った時にわざわざ計りに行ったり、見に行ったりしなくていいのです。仕事などで外出していても家に戻れば最高、最低水温がわかるので、「あの場所は昼間に39℃まで上がっているのか!日陰をつくる対策をしないと」などの水温対策にとても有効です。

さらに初心者に嬉しいのがお知らせマークです。

ニコちゃんマークの表情と文字で今の水温がどういう状態なのかがわかります。

  • HOT
  • GOOD
  • COLD

これらの表示があります。

最高最低水温がわかっても何℃までいくとダメなのか初心者のうちはわかりずらいと思いますが、三段階の表示があることによって初心者の方でもとてもわかりやすく安心できると思います。

メダカ飼育で水温計は必要?

メダカに限らずアクアリウムでは水温計はなくてはならない物だと思います。室内でサーモスタットとヒーターがあるし、水槽の部屋はエアコンもつけてるから大丈夫という方もいますが、サーモスタットって意外と壊れやすかったりします…自分もこのパターンで安心しきっていましたが、サーモスタットが壊れてヒーターが止まらずに水温が異常な温度まで上がってしまったことがありました。

機械などは安全装置あるといっても、その安全装置が壊れていることもあるので、絶対に過信は良くないと思います。

この時は、星になってしまったグッピーを手で掬ったので、異常な温度に気が付きましたが、網で掬っていたら気が付かなかったかもしれないと思うとゾッとしました。

この出来事から、必ず水温計は設置するようになりました。

メダカの屋外飼育では基本ヒーターやサーモスタットは使わず、メダカ飼育容器がある程度まとまったところに1個というように水温計を設置しています。

購入して良かった点

  • 1番良かったことは、メダカの容器を色々な場所に置いていますが、その場所の水温を記録して、仕事から帰ってきた時に確認できるのは、とても役に立つと思いました。
  • デジタル表示の文字が大きく、見やすいこと
  • 水に浮いているので、取り出しやすいのと、わざわざ設置するということもなく、放り込むだけでいいのは非常に楽である

購入後の悪かった点

  • 1番悪かった点は、電池の入る部分から水が入り壊れる可能性がある(壊れたけど復活してくれました)
  • 機械なのでいつかは水没以外でも壊れる可能性はある

悪かった点で1番はやはり水に浮かべるので、水が入り壊れる可能性があるということ。アマゾンのレビューの低い評価のほとんどはこの水没関連が多いと思います。

自分自身も、説明書に書いてある通りにしっかりと電池を入れ、間違いなくカバーをしましたが、水が侵入し、デジタル画面に水滴がつきはじめ、終いにはデジタル表示が消えてしまいました…。

正直、水に浮かべて使用すること前提の商品で浸水は1番ダメなことでは?と思います。自分のカバーがしっかりはめてなかったからでは?と思われそうですが、どんな人が使っても浸水しない商品であるようにしないといけないのでは?とは思います…。

商品を購入して、この機能は使えない物だった、自分に合ってなくて購入したことに後悔であれば、しょうがないと思いますが、使用して1週間で壊れると悲しいですよね…こんなに良い点が多い商品なので、なんとか改善してほしいと願います。

デジタル表示が消えてしまった後に外したカバーにはサビもついていました。

このカバーはOリングがシングルなのですが、ダブルOリングにすれば水の侵入はだいぶなくなるのでは?と思うのですが、コストなどの関係でシングルにしたのですかね…水にずっと浸かって使用することを考えたら、シングルではゴムが劣化して水が入ってしまうことも予想できたようにも思えます…。いい商品なだけに残念です。

電池部に水が入らないようにするには?すでに入ってしまったら?

レビューなどを見ると多くの方が水没を経験しているので正直、自分のは大丈夫だと思わないで、最初から水が入らないようにしてから使用するほうがいいです。

自分の使用している水温計は一度は水が入り、デジタル表示が消えてしまいました。

浸水し故障した時にやったことは、カバーを外し、電池を取り出し、中に入った水をティッシュで吸い出し、天日干しです。これ以外方法はないと思います…。たまたまこれで直りましたが、浸水に気が付かず放置してしまうと錆の進行が早いので手遅れになることもあると思います。

なので購入してすぐには使わず、水が入らないように防水してから使用することを推奨します。

まずはテープを貼ります。防水テープが1番いいと思いますが、この時は持っていなかったのと、パイオランテープでも防げるのかという実験も込めて貼っています。

テープだけでは、水に浸かっていると剥がれてくると思いますので、上からシリコンで埋めていきます。

これで防水完了です。

浸水したのは購入後1週間後で、この方法で防水してから、約2ヶ月は浸水していないので、しばらくは大丈夫だと思いますが、定期的に状況を見て、やり直す必要はあると思います。できればこのような防水をしなくても使えるようになってほしいですが、一度このようなことがあると、もう一つ購入したとしても、最初から防水をしようと思ってしまいます。

まとめ

最高最低水温が記録できるので、健康水温が一目でわかるテトラの浮かべるデジタル水温計をご紹介しました。

屋外飼育のメダカのことをよく考えている水温計だと思います。お知らせマークの表示があるので、メダカ飼育始めたての方でも、今の水温は良いのか、悪いのかが一目でわかるようになっているのは安心でわかりやすいと思います。

ですが、水の浸水がやはり恐いところがあり、メダカ飼育初心者の方が、デジタル水温計の防水はちょっとネックですが、防水ができれば、これほどメダカ飼育で使いやすい水温計はないと思います。

購入を検討されている方のご参考になれば幸いです。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 電池を装着する面を液晶表示面側にすれば良かったのにね。
    それで液正面には浮力材を入れておけば水没することはなかろう。
    背面は完全密閉状態なら浸水しないだろうし、どう考えても設計ミスの感が否めない。

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