屋内メダカ飼育に必要な道具とおすすめアイテム

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メダカは、その美しい姿と飼育の手軽さから、多くの人々に愛されています。この記事では、屋内メダカ飼育に必要な道具とおすすめアイテムについて詳しく紹介します。この他にもまだ必要な物もあるよという意見もあると思いますが、初心者から経験者まで、誰もが参考にできる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

1. 水槽

選び方

水槽はメダカの生活環境の基本です。初心者には30cm〜45cmの水槽がおすすめです。小さな水槽では水質が不安定になりやすく、飼育難易度が上がるため、初心者向きではありません。ある程度の大きさがある方が管理しやすいです。

初心者だから小さい水槽で初めてみようと思う方が多くいるのが事実なのですが、大きい水槽のほうが、底砂や、水草の量も魚の匹数に対して多く入れることもできるので、バクテリアが多く定着しやすく、水の浄化がされやすいです。

おすすめ商品

  • GEX グラステリアスリム600

見た目が美しく、設置スペースも少なくて済むスリムタイプの水槽です。高さが低いのがポイントで、メダカの場合は上見からも観賞価値が高いので、背が低いこの水槽はメダカの観賞にはピッタリの水槽です。

6点セットの内訳は、

  1. ガラス水槽
  2. 外掛けフィルター
  3. ガラスフタ(ホルダー付き)
  4. クッションマット
  5. 水質調整剤
  6. カルキ抜き

となっています。外掛けフィルターが付いているのでコスパいいと思いますし、グラステリアのガラス水槽はとてもキレイなガラスなのでメダカの横見もしっかり観賞できます。

  • テトラ メダカの繁殖を楽しむセット L

シンプルなデザインで、初心者でも扱いやすい水槽であり、メダカに特化しているセット内容となっており、このセットさえ買ってしまえばすぐメダカ飼育を始められますし、何よりコスパ最高です。

セット内容は、

  1. 水槽(ポリスチレン製)
  2. フタ
  3. 外掛けフィルター
  4. 産卵床
  5. 各種試供品(メダカ用フード・メダカ用カルキ抜き・メダカ用水質調整剤)

となっています。

水槽がガラスではないので、ガラスとは違う取り扱いが必要にはなりますが(荒いスポンジでこすると傷がつき、くもってしまう)、その分値段が安いので魅力はあります。

メダカ用ということもあり、先ほどのGEX同様に水槽の背が低く上見での観賞がしやすくなっています。

2. フィルター

選び方

フィルターは水質を維持するために欠かせません。外掛け式フィルター、投げ込み式フィルター、スポンジフィルター、底面フィルターなどがありますが、メダカ飼育には水流の少ないスポンジフィルターがおすすめです。

どのフィルターでもそうですが、メンテナンスで洗う際に、バクテリアが定着する濾材は水道水で洗わずに、飼育水で洗うこと。初心者の頃の自分もやってしまっていたのですが、全部水道水でキレイにジャバジャバ洗ってしまい、フィルターをセットし、水槽もキレイに洗い、再セットした翌日に熱帯魚ほぼ全滅という経験をしています。ネットの普及もなかったので調べられなかったは言い訳ですが、熱帯魚飼育の本を親に買ってもらう、お店の人に使い方を聞くなどすればよかったと今でも後悔しています。気をつけてください。

おすすめ商品

  • テトラ バリューエックスパワーフィルター:静音性が高く、メンテナンスも簡単な外部式フィルターです。

外部式の利点は濾過能力の高さにあると思います。このフィルターはシンプル設計でメンテナンスも簡単なので初心者の方でも扱いやすいです。そして個人的に思うことは、カッコイイです。アクアリウムを趣味にしてるんだ感が出てとても満足でき、大好きなのが外部式フィルターです。

今は屋外飼育なので使用していませんが、室内の水槽、初心者の方ほど強力な外部式フィルターがオススメだと思います。やはり透明な横見ができる水槽は、キレイなクリアウォーターを維持し、横見で観賞したいと思いますので。

  • 水作 エイトコア M:投げ込み式フィルターの定番で、とにかくコストパフォーマンスが高いです。投げ込み式フィルターはエアーポンプが必要なので、最初にエアーポンプ代は必要になります。

匹数が少なければ、事足りるのですが、匹数が多いとすぐ交換しないといけない、追加しないといけないという事態になることもあるので、ゆくゆくは大きめのフィルターにランクアップはしていきたいところではあります。

  • ニッソー スライドベースパワー 水槽用底面フィルター:水中ポンプ式の底面フィルターです。エアーリフト式もあります。

底面フィルターの利点は濾過能力で見れば一番性能がいいのでは?とも思います。デメリットはメンテナンスが面倒くさいという点があります。底砂を上に敷くので、底面フィルター自体が目詰まりした場合、底砂をどかさないといけないので、レイアウトをしている水槽だと、レイアウトを崩さないといけないので、使用する際は注意が必要です。また、砂自体も目詰まりするので、底砂の清掃も必要です。

3. ヒーター

選び方

メダカは比較的広い温度範囲で飼育可能ですが、冬季の低温対策としてヒーターがあると安心です。26℃程度に設定できるものが良いでしょう。

おすすめ商品

  • GEX AQUA HEATER セーフカバーナビパック 120 サーモスタット+ヒーター:小型、中型水槽向けで温度調整が簡単なヒーターです。適合水量は48ℓ以下となっています。

温度調節が可能なヒーターが後々も考えるとオススメです。それはなぜかというと、魚種によって適温が違うのもありますが、病気になってしまった場合、水温を上げてあげたほうがいい場合があります。調節機能がないヒーターの場合、後々買い足す必要もでてくるかもしれないので、最初から温度調節機能のあるヒーターの購入がいいと思います。

注意書きにもありますが、空焚きだけは絶対避けること。水換えの際、ヒーターの電源を切り忘れると火事になる可能性があります。初めて水換えをする際は、焦らずに手順を守ることが大事です。

  • テトラ メダカオートヒーター 50W 安全カバー付:オートヒーターでメダカの産卵、繁殖に適した水温に自動で調整してくれるので、手軽に使用できるコンパクトなヒーターです。

自動の分、ヒーターの水温調整なんてわからないよという初心者の方には間違いない商品です。メダカの適温を超えて水温を調節していると、メダカの寿命も短くなってしまう可能性もあります。専門家ではないので間違っているかもしれませんが、水温を適温より上げると、活性が上がり、心拍数も上がり体力を使うので、寿命が短くなってしまうのでは?と思います。メダカの産卵が始まる水温は20℃くらいと言われています。常に23℃だと、冬でも光の条件を満たせば産卵してくれるのですが、産卵をさせすぎも体力を使い寿命が短くなると言われています。調節機能のあるヒーターであれば、休ませるために冬場は少し水温を下げようなどもできるので、それぞれのメリット、デメリットを踏まえた上で購入をするほうがいいと思います。

4. 照明

選び方

照明は水草の育成やメダカの観賞を楽しむために重要です。LEDライトは省エネで長寿命なため、おすすめです。

ライトにもサイズがありますのでご注意を。LEDライトは必要か?窓際じゃだめ?と思われる方もいると思いますが、必要です。メダカは日光が大好きなので、光は重要です。水草を植える場合も光がないと光合成をしないので、うまく育ちません。またガラス水槽で観賞する際も、光が強い良いLEDライトのほうがよく見えやすいですし、写真も撮りやすいです。安い物でも良い物はありますが、安物買いの銭失いになる可能性が高いので、光量のある物を購入するようにしましょう。

おすすめ商品

  • アクロ トライアングルLED:スタイリッシュで高性能なLEDライトです。ライトスタンドなしと、付属の2パターンあるので、選ぶ際は注意が必要です。ライトスタンドを使えば上から吊り下げ式にできるのが特徴です。

吊り下げの利点は全体を照らせること、水換えの際にライトが邪魔になりずらいことだと思います。水草の育成にも問題なく使用できます。

  • GEX クリアLED パワーIII:高い明るさと広い照射範囲が特徴のLEDライトです。

また青、白、赤の3つの色を独立スイッチにて操作可能な優れたLEDライトです。LEDライトを購入する際はサイズを間違えないようにしてください。

5. 底砂

選び方

底砂はメダカの環境を安定させるために重要です。細かい砂利やソイルが一般的に使用されます。

よくメダカ飼育で聞く赤玉土はどうなの?という疑問もあると思いますが、使えないわけではないです。ただ赤玉土は時間が経つと崩れてしまうので、フィルターの目詰まりを起こしやすくなってしまうので、使用するのであれば、投げ込み式フィルターのほうが掃除は簡単なのでいいとは思います。ソイルでも同じことは言えますが、ソイルはまだ崩れにくいと思います。

おすすめ商品

  • ジェックス ベストバイオサンド 6L:水草の成長を促進し、水質を安定させる高品質なソイルです。バクテリア入りで、水洗いも不要なので初心者の方にはオススメのソイルです。改良メダカや、熱帯魚、金魚は色彩がキレイなので、黒だと色がくっきりするので、映えます。
  • ジェックス GEX メダカ元気 メダカ水景 メダカの天然ろ過ソイル 2.5L:メダカ用であり、メダカの色合いを引き立てる黒いソイルです。黒いソイルの場合のオススメの品種は幹之やマリアージュロングフィンなどの体外光がキレイなメダカがおすすめです。

6. 水温計

選び方

水温管理はメダカの健康を保つために重要です。正確な温度を測定できる水温計を選びましょう。ヒーターが壊れてしまった時に、異常に熱くなったり、水換え時にヒーターを切り、再度電源を入れ忘れてたことにも気が付けることもあるので、水温計は設置するほうがいいです。自分も水温計を見て、おかしいなと思い見てみると電源切ったままだったことはあります。

おすすめ商品

  • ジェックス GEX AQUA HEATER クリア液晶デジタル水温計:透明液晶のデジタル表示の水温計です。

透明液晶なので主張せず、すっきりとするのが利点だと思います。

  • ニッソー 水温計 M:とにかく安いし大事に使えば半永久的に使えるタイプの水温計です。最高50℃まで耐えられるように設計されているのですが、50℃を超えるとメダカもまずい状況になってしまうので、夏場の設置場所には注意してください。水温は直射日光だと思った以上にすぐ高温になります。

7. エアレーション

選び方

エアレーションは水中の酸素供給をサポートし、水質を安定させます。特に匹数が多い飼育環境では重要です。フィルターがあり、匹数が少なければ、エアレーションは必ず必要でもないです。投げ込み式フィルターを使用する場合はエアーポンプが必要です。

おすすめ商品

  • ジェックス サイレントフォース:静音性が高く、パワフルなエアポンプです。

自分のエアーポンプを選ぶ基準は、静音性が高いかどうかで選ぶようにしています。寝室と水槽が離れていれば気にならないこともありますが、寝ている時に気になる、勉強している時に気になる、テレビを見ている時に気になるなどがあると、ストレスに感じてしまうかもしれません。それはメダカも一緒です。現行のエアーポンプは静かな商品が多くなったのでいいのですが、ひと昔前はうるさいなと思うエアーポンプもありました。

  • GEX AQUA FILTER コーナーパワーフィルター2 ブラック :フィルターとエアレーション機能を兼ね備えた一石二鳥の商品です。モーターが水中にあるので、静音性がありますが、水の音はすると思います。水の音は気にならないのであればオススメできます。フィルターにもなっていて、すでにフィルターがあったとしても濾過能力が高くなるので、問題はないのです。メダカで使用する際は水流は弱いほうがいいので、水量調節のあるこの商品はメダカ飼育でも十分使えます。

8. 水換えポンプ

自作の水換えポンプ

選び方

定期的な水換えは水質管理の基本です。手軽に使用できる水換えポンプを用意しましょう。汚泥などのゴミをメインで吸い出したい場合はプロホースのような砂の中まで掃除できる物がオススメですが、水換えメインの場合は、アクアリウム用の水換えポンプでもいいですが、自分は100円ショップで売られている灯油ポンプを使用しています。灯油ポンプの場合、吸い込みが強いので、メダカやレッドラムズホーンもグングンと吸い上げてしまうので、吸い込まないように注意しないといけないです。ガラス水槽の場合はプロホースを使うのがいいです。

おすすめ商品

  • 水作 プロホース エクストラ L サイズ:使いやすさと効率の良さで定評のある水換えポンプです。砂も一緒に吸い込みますが、砂は重いので吸い込みきれずにゴミだけ吸い上げることができますが、ソイルや、赤玉土は厳しいです。
  • GEX おそうじラクラク マスタークリアL:シンプルな設計で初心者でも使いやすいです。プロホースと比較されますが、GEXのほうは手元で流量調節ができるので、使いやすいと思います。水草があるところや、生体がいる場所をお掃除する際は弱めることで景観や生体の吸い込みを防ぎやすくなると思います。それでも気を付けなければいけないと思いますが。オススメなのは間違いない商品だと思います。

9. 飼育ネット

選び方

飼育ネットはメダカを捕まえる際に使用します。細かい網目のものを選びましょう。メダカで使う網は色々なサイズを使いわけるほうがいいと思います。主に水換えの際にすべての生体を移動するのに使う大きめの網、選別や隔離の為に使う小さい網を用意するのがいいと思います。

おすすめ商品

  • スドー メダカの玉網 黒 稚魚用:丈夫で扱いやすい小さいサイズの選別にも使える飼育ネットです。市販の中ではスドーのメダカ網が一番使いやすいように思います。スドーの網は深さが他の網より浅めなのが特徴だと思います。なので主に選別の際によく使っています。
  • ジェックス GEX 魚にやさしいネット L サイズ:細かい網目で上質素材なので、魚に優しいネットです。大きめサイズの網の場合は魚が暴れてしまうこともあるので、柔らかく優しい素材の物がオススメです。

10. 餌

選び方

メダカの健康維持にはバランスの取れた餌が重要です。高品質で栄養価の高い餌を選びましょう。

メダカのブームが来たこともあり、近年ではメダカの餌の種類が増えたように感じます。繁殖用、色揚げ用、消化吸収に優れた餌など、その時にあった餌の選択が必要だと思います。

おすすめ商品

  • おとひめ B2:原材料にオキアミミール、魚粉、イカミール等が入っているので、強烈なエビの匂いがします。自分がメインで使っている餌で、食いつきが違います。釣りの餌でも使われるオキアミが入ってるので、食いつきもいいのだと思います。
  • ジェックス GEX メダカ元気 プロバイオフードクリア:栄養バランスがよく、水汚れを抑えてくれるので、室内での水槽飼育にはオススメできます。屋外であれば水換えはしやすいのですが、室内だとなかなか水換えが大変なこともあります。水汚れを抑えることはありますが、水換え不要ではないので、水がキレイでも週に一回など定期的な水換えは行いましょう。

11. 水質調整剤、カルキ抜き

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選び方

水質調整剤は新しい水を作る際や水質の急変を防ぐために使用します。安全で効果の高い製品を選びましょう。

おすすめ商品

  • テトラ メダカの水つくり 500ミリリットル:水道水を安全な飼育水に変えるための定番アイテムです。メダカ用であり、カルキも抜け、濾過バクテリアの活性もあげてくれる優れものです。

12. 水草

選び方

水草はメダカの隠れ家となり、水質の安定にも寄与します。初心者にも育てやすい水草を選びましょう。

おすすめ商品

  • アヌビアス・ナナ:育てやすく、メダカの隠れ家に最適です。下記の商品は流木付です。個人的な感想ですが、アヌビアスナナは水草の中でもアクアリウムを趣味にしてるなぁ感があり、カッコイイです。流木に付けることで、アクアリウムのベテラン感が上がると思います。
  • ウィローモス:簡単に育てられ、メダカの産卵床としても利用できます。ウィローモスを産卵床に使う場合、稚魚が産まれた際も、水草の浄化能力もあるので安心できます。自分もよく使用しています。

まとめ

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メダカの飼育には様々な道具が必要で、この他にも揃えたほうが良い物もありますが、それぞれの役割と選び方を理解すれば、より快適な飼育環境を作ることができます。初心者の方はまず基本的な道具から揃え、徐々に必要なアイテムを追加していくと良いでしょう。

この記事で紹介したおすすめアイテムは、自分でも使用していた物や、現在使用中の物もあります。実際に多くの飼育者から高評価を得ているものばかりです。ぜひ参考にして、素晴らしいメダカ飼育ライフを楽しんでください。

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