メダカ飼育にエアレーションは必要?【安永エアーポンプ】導入レビュー【AP-40P|浄化槽ブロワー】

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メダカ飼育にエアレーションって必要なの?

屋外で使えるエアーポンプのおすすめが知りたい

屋外メダカの容器が増えてきた…

と悩みや疑問をお持ちの方も結構多いのないでしょうか?

メダカを飼育していると繁殖が簡単な分、メダカが増えすぎてしまい、過密飼育になってしまったり、容器が増えたりする問題が出てきます。

その問題を解決してくれるのが、

「大風量ブロワーの安永エアーポンプ」です。

屋内用や、ソーラー式のエアーポンプで分岐させて使うのにも限界があり、エアーポンプがどんどん増えていきます。

私もメダカ飼育を始めて、エアーポンプが限界になった時に買い足ししていましたが、このブロワーであれば、100個以上の容器にエアーを供給できるので、これ1台で済みます。

「なんでもっと早く買わなかったのだろう」と後悔しています。

そこで今回は、私が安永エアーポンプを購入し、エアレーションを導入して良かった点、悪かった点を、実際導入して

みた経験を踏まえてレビューしていきます。

少しでもエアレーションを導入しようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

\メダカ愛好家もこのエアレーション使ってます/

目次

メダカ飼育にエアレーションは必要?

よく聞く質問ですが、結論から言うと、「あってもいいし、なくてもいいけど、あったほうが楽になるよ」だと思います。

メダカは酸欠に強いと言われており、メダカにエアレーションが必要と言うよりも、バクテリアや微生物のためにエアレーションが必要です。

バクテリアや微生物が多いとメダカ飼育の難易度が下がり、楽になりますよ。

以下に、必要な場合と不要な場合の解説をしていきます。

エアレーションの役割

エアレーションはメダカ飼育において非常に重要な役割を果たします。主な役割は以下の通りです。

  • 酸素供給エアレーションは水面を揺らし、水面の表面積を増やし水中に酸素を供給し、メダカが快適に過ごせる環境を維持します。酸素はメダカの呼吸だけでなく、水中の有機物を分解するバクテリアの活動にも必要です。
  • 水の循環エアレーションは水の流れを作り、水質を保つ役割を果たします。水の循環が促進されることで、有害物質が蓄積しにくくなります。
  • 水温調節水の流れができることで、温度のムラがなくなり、均一な水温を保つことができます。特に夏場の高温対策に効果的です。

エアレーションが必要なケース

エアレーションが必要な場合と、そうでない場合を以下にまとめます。

必要な場合

過密飼育

たくさんのメダカを一つの容器で飼う場合には、溶存酸素量が足りなくなる危険があります。

特に夏場は酸素不足になりやすいためエアレーションが必要です。

私の飼育場は狭いため、容器を多く置くことができないので、どうしても過密飼育気味になってしまいます。

過密飼育はメダカにはよくありませんが、どうしても過密飼育しなければならない場合は、エアレーションはあったほうがいいです。

屋外飼育

夏場の高温時は、底の水温と水面付近での水温に差ができやすいです。

日中は水面付近の水温が上がるのですが、メダカも日中は水面付近を泳いでることが多いので、水温が高い場所にいることになります。

エアレーションをすると水がかき混ざるので、水面付近と、底の水温差を少なくすることができます。

また、長期間家を空ける場合、エアレーションで水質を安定させることが重要です。

室内飼育

室内では風がないので、水面が揺らぐことはほぼなく、バクテリアの死骸などで油膜が張ることがあり、油膜が張ってしまうと、酸素が溶け込みづらくなるほか、針子飼育をしている場合、粉餌が散らばらず、針子が粉餌を食べづらくなってしまいます。

このような理由もあり、室内飼育ではエアレーションは必須だと思います。

針子の容器にエアレーションをする場合は、エアー量はかなり少なくする必要があります。

水草の少ない環境

水草が少ない場合、自然な酸素供給が不足しがちなので、エアレーションはあったほうがいいと思います。

ただ、メダカの匹数が少なければ、そこまで問題はないと思います。

不要の場合

広い容器で少数飼育

広い容器に少数のメダカを飼育する場合、自然な酸素供給で十分なことが多いのですが、エアレーションがあったほうが、更にバクテリアも増えて、メダカにも飼育者にも快適になるので、不要ではありますが、なくてもいいにはならないと思っています。

水草が豊富

水草が多い場合、光合成によって酸素が供給されるため、エアレーションが不要になることがありますが、上の解説と同じように、エアレーションはあったほうが快適になります。

エアレーションをするメリット・デメリット

エアレーションは、メダカやバクテリアにはメリットが大きいですが、飼育者にはデメリットは多いように思います。

飼育者にとっての1番のメリットは飼育が楽になることだと思います。

メダカにメリットがあるからと、エアレーションを強めてゴボゴボさせるのは逆効果になる可能性があるので注意してください。

その逆効果とは、メダカは流れに逆らって泳ぐ習性があるので、あまりにエアレーションが強いと、水流も強くなり、流れに逆らってメダカが泳いでしまい、体力を消耗して痩せてしまうことがあります。特に稚魚の時に強めるのは、弱って死んでしまうことがあるので、エアレーションは極弱で使用するようにしてください。

エアレーションは絶対に必要ということはないので、メリット・デメリットを正しく理解し、ご自身の飼育環境に合わせてエアレーションをするしないを判断してください。

メリット

  • 酸素供給
    • 水中に十分な酸素を供給し、メダカやバクテリアの健康を維持。
  • 水質維持
    • 水の循環を促進し、有害物質の分解を助ける。
  • 温度均一化
    • 水の流れにより、温度のムラをなくし均一な水温を保つ。
  • ストレス軽減
    • メダカのストレスを減らし、活動的な行動を促進。
  • バクテリアの活性化
    • 硝化バクテリアの活動を活発にし、アンモニアや亜硝酸を分解。

デメリット

  • 騒音
    • エアーポンプの動作音や、泡のはじける音が気になる場合があるがそれが良いと言う人もいます。
  • 電力消費
    • 連続運転による電力消費が発生するが、24タイマーを使用することで稼働時間を調整し、節電できる。
  • 設置スペース
    • エアーポンプの設置場所や配管が必要になるが、一度設置してしまえばもう気にならない。
  • 過剰な水流
    • 過剰な水流が魚にストレスを与えることがあるので、エアレーションは極弱がよく、それで十分。
  • メンテナンス
    • 定期的な清掃や部品交換が必要だが、自分では交換できないので、新しいポンプを購入する必要がある。個人的なメンテナンスは、エアー漏れがないか確認し、是正するくらいです。

エアレーションは、水槽や池の環境を改善するために非常に効果的ですが、設置や運用には注意点もあります。適切な使用と定期的なメンテナンスを行うことで、そのメリットを最大限に活かすことができます。

自然の環境と人工での環境の違い

自然環境と人工環境での酸素供給の違いについて理解することも重要です:

  • 自然環境自然環境では、水流や風によって酸素が供給されます。池や川では、水の動きが自然に酸素を取り込みます。また水草や藻類が光合成を行い、酸素を供給します。
  • 人工環境人工的な水槽や容器では、自然な水流や風がないため、エアレーションがその役割を担います。エアーポンプやブロワーを使用して水面を揺らし、酸素を供給する必要があります。

自然界では、天然のエアレーションがあるということです。

自然の中にある沼や川は水面積も広く、風や水流があるので、溶存酸素量は十分過ぎるほどあるのですが、NVボックスなどの小さい容器では、屋外であっても溶存酸素量が足りているとは言い切れないと思います。

メダカは酸欠に強い魚だから大丈夫なだけで、溶存酸素量が多いに越したことはありません。

なので、私はエアレーションはあったほうがいいと思っています。

安永エアーポンプAP-40Pの紹介

製品の特徴とスペック

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安永エアーポンプAP-40Pは、メダカ飼育において非常に人気のあるエアーポンプです。その特徴とスペックを以下に紹介します。

項目スペック
型番AP-40P
吐出量40リットル/分
使用圧力範囲0~14.7kPa
定格電圧100V AC
定格周波数50/60Hz
消費電力40W
動作音36dB(A)
質量5.2kg
寸法246×196×215mm
使用温度範囲-10~40℃
保護等級IPX4
付属品ホース口金、クランプ、チューブ
寿命約2年間(条件による)
メンテナンス間隔約6ヶ月に1回フィルター交換
適用容器数約100個
メーカー保証1年間

安永エアーポンプAP-40Pのおすすめポイント

安永エアーポンプAP-40Pは、メダカ飼育に最適なエアーポンプです。その特徴とおすすめポイントを以下にまとめました。

  1. 高い吐出力
    • 毎分40リットルの空気を供給できるため、複数の水槽や大型水槽にも対応できます。これにより、効率的に酸素を供給し、メダカの健康を維持します。
  2. 静音設計
    • 動作音が36dB(A)と非常に静かで、住宅地でも気にせず使用できます。夜間や室内での使用にも適しており、飼育環境にストレスを与えません。
  3. 省エネ設計
    • 消費電力が40Wと低く、経済的に運用できます。長時間の使用でも電気代を気にする必要がありません。
  4. 耐久性
    • 高品質な素材を使用しており、耐久性に優れています。約2年間の寿命があり、定期的なメンテナンスを行えばさらに長期間使用できます。
  5. 簡単なメンテナンス
    • メンテナンスが簡単で、約6ヶ月に1回のフィルター交換で済みます。これにより、常に最適なパフォーマンスを維持できます。
  6. 屋外設置可能
    • 防水等級IPX4のため、屋外での使用も安心です。雨が直接当たらない場所に設置すれば、庭やベランダでの使用も可能です。
  7. 豊富な付属品
    • ホース口金、クランプ、チューブが付属しており、購入後すぐに使用を開始できます。設置も簡単で、初心者でも問題なく取り付けることができます。
  8. メーカー保証
    • 1年間のメーカー保証が付いており、安心して使用できます。万が一の故障時にも迅速な対応が期待できます。

これらのポイントから、安永エアーポンプAP-40Pは、メダカ飼育において非常に優れた選択肢となります。安定した酸素供給と静音性、省エネ性により、快適な飼育環境を提供します。

他のエアーポンプとの違いを比較します

安永エアーポンプAP-40Pは、多くのエアーポンプの中でも特に優れた性能を持つモデルです。他のエアーポンプとの違いを以下にまとめます。

特徴安永エアーポンプAP-40P小型エアーポンプソーラーエアーポンプ
吐出量40リットル/分5~10リットル/分2~5リットル/分
消費電力40W5~20Wソーラーパネルの発電量に依存
静音性非常に静か(36dB)ほぼ同等かやや静か非常に静か
耐久性高品質で長寿命機種によるがやや劣る機種による
使用環境室内・屋外どちらも対応主に室内向け屋外専用
省エネ性優れている良好非常に優れている
設置の容易さ簡単簡単やや難しい(ソーラーパネルの設置や太陽光を意識する必要性)
価格中価格帯(長期的にコスパ良)低~中価格帯低~中価格帯(ソーラーパネルを別途購入は高くなる)

吐出量

  • 安永エアーポンプAP-40P:毎分40リットルの高い吐出量を持ち、大型水槽や複数の水槽に対応可能です。
  • 小型エアーポンプ:通常5~10リットル/分の吐出量で、小型水槽や数が少ない水槽に適しています。
  • ソーラーエアーポンプ:吐出量は2~5リットル/分と小型ですが、電源不要で環境に優しい点が特徴です。

消費電力

  • 安永エアーポンプAP-40P:消費電力は40Wで、高出力にもかかわらず省エネ設計です。
  • 小型エアーポンプ:消費電力は5~20W程度で、吐出量に比して省エネです。
  • ソーラーエアーポンプ:電力はソーラーパネルから供給されるため、ランニングコストはゼロです。

静音性

  • 安永エアーポンプAP-40P:36dBの静音設計で、非常に静かです。
  • 小型エアーポンプ:機種により異なりますが、ほぼ同等かやや静かです。
  • ソーラーエアーポンプ:非常に静かで、音がほとんど気になりません。

耐久性

  • 安永エアーポンプAP-40P:高品質な素材を使用し、耐久性に優れています。
  • 小型エアーポンプ:機種によりますが、AP-40Pに比べるとやや劣ります。
  • ソーラーエアーポンプ:機種によりますが、一般的に耐久性は高くありません。

使用環境

  • 安永エアーポンプAP-40P:室内外どちらでも使用可能で、防水等級IPX4のため屋外使用も安心です。
  • 小型エアーポンプ:主に室内向けで、屋外での使用には向いていません。
  • ソーラーエアーポンプ:屋外専用で、電源が取れない場所での使用に最適です。

省エネ性

  • 安永エアーポンプAP-40P:消費電力が低く、省エネ設計です。
  • 小型エアーポンプ:良好な省エネ性を持っています。
  • ソーラーエアーポンプ:電力はソーラーパネルから供給されるため、非常に省エネです。

設置の容易さ

  • 安永エアーポンプAP-40P:設置が簡単で、初心者でも問題なく取り付けられます。
  • 小型エアーポンプ:設置は非常に簡単で、ほとんど手間がかかりません。
  • ソーラーエアーポンプ:ソーラーパネルの設置が必要なため、やや手間がかかります。

価格

  • 安永エアーポンプAP-40P:中価格帯で、長期的に見るとコストパフォーマンスが良いです。
  • 小型エアーポンプ:低~中価格帯で、初期投資が少ないです。
  • ソーラーエアーポンプ:低〜中価格帯で、ソーラーパネル一体型であれば安価な物もありますが、ソーラーパネルを別途用意すると、ソーラーパネルの分のコストが含まれます。

安永エアーポンプAP-40Pは、高い吐出量、静音設計、省エネ性能、耐久性といった点で他のエアーポンプと差別化されています。特に、複数の水槽や大型水槽を持つメダカ飼育者にとって非常に優れた選択肢となります。

実際に使った人の感想

安永エアーポンプAP-40Pを実際に使用した人々の感想は、以下のような評価が多く見られます。

高評価のポイント

  1. 静音性
    • 「とても静かで、夜間に使用しても気になりませんでした。」
    • 「他のエアーポンプと比べて、音が非常に小さく、家庭で使いやすいです。」
  2. 高い吐出力
    • 「一つのポンプで複数の水槽に酸素を供給でき、非常に便利です。」
    • 「吐出力が強力で、酸素が行き渡りやすくなりました。」
  3. 耐久性
    • 「使用してから一年以上経ちますが、問題なく稼働しています。」
    • 「丈夫な作りで、長期間安心して使えると感じています。」
  4. 省エネ設計
    • 「消費電力が低く、電気代を気にせず使えるのが良いです。」
    • 「エアーポンプを長時間使用するのに、経済的な負担が少ないです。」

改善が望まれる点

  1. 設置の手間
    • 「設置は少し手間がかかりましたが、一度設置すれば問題ありません。」
    • 「初めて設置する際には、説明書をよく読んで行う必要があります。」
  2. 価格
    • 「他のエアーポンプと比べると少し高価ですが、その分の価値はあると思います。」
    • 「初期投資は大きいですが、長期的に見ればコスパは良いです。」

具体的なレビューやクチコミ

  • ユーザーA:「AP-40Pは本当に静かです。昼夜問わず使えますし、吐出力も素晴らしい。以前は小型のポンプを使っていましたが、これに変えてから水質が安定し、メダカも元気になりました。」
  • ユーザーB:「屋外で複数の水槽を管理しているのですが、AP-40P一台で十分に対応できます。省エネ設計もありがたいです。ただ、設置の際には防水対策をしっかりする必要がありました。」
  • ユーザーC:「AP-40Pを使い始めてから、水槽内の酸素供給が格段に良くなりました。動作音が静かで、夜間も問題なく使用できます。高価ですが、品質と性能を考えれば納得のいく買い物でした。」

これらの感想から、安永エアーポンプAP-40Pは、メダカ飼育において非常に信頼性が高く、多くのユーザーに満足されています。

安永エアーポンプAP-40Pの設置方法

安永エアーポンプからエアレーションをするには、大きく分けて2つのパターンがあります。

  • 塩ビパイプをつなげて配管を作り、各容器にエアレーションをする
  • 安永エアーポンプに分岐装置を取り付けて、エアーチューブで各容器にエアレーションをする

\室内なら分岐装置付きがおすすめ/

私の場合は塩ビ管をつないでいくパターンで設置しました。

エアーチューブでエアレーションをするのは主に屋内で、容器が少ない場合や、大型水槽でにやることが多いのかなと思います。

塩ビ管で設置するために必要な物

安永エアーポンプAP-40Pを塩ビ管で設置するために、以下のものが必要ですになります。

材料について

安永エアーポンプ
安永エアーポンプ

安永エアーポンプを使いましたが、他のブロワーでもできますよ。

安永エアーポンプはL字接続ゴムホースは付属されていました。

これがないと、塩ビ管を接続することができないので、商品ページで付属されているか確認したほうがいいです。

説明書には、接続時は、13サイズの塩ビ管で接続してくださいと記載があります。

工進のエアーポンプの場合、L字型接続ゴムホースが付属されていない場合があるので、注意してください。

塩ビパイプ
塩ビパイプ

飼育環境により必要な物が変わってきます。

塩ビパイプはホームセンターでも安く手に入るし、加工もしやすいです。

塩ビパイプは1メートルで100円前後、それぞれのパーツは50円前後で手に入りますよ。

私が使用したのは以下の通りです。

  • VP13パイプ
  • 継ぎ手
  • キャップ
  • エルボ
  • チーズ
ダイソーのエアーチューブ
エアーチューブ

空気を送り込むためのチューブ。

私はいつもダイソーのエアーチューブを使用しています。ソフトなシリコン素材なので、変に固くならないのでお気に入りです。

長さは3mあります。

屋外で使用する場合、紫外線でチューブが固くなったり、苔が生えてきてしまったりするので、黒いチューブもおすすめです。

エアーストーン
エアーストーン

空気を細かい泡として水中に放出するための石。

100円ショップの物でも十分だと思いますが、数が必要になるので、まとめて20個入を買いました。

一方コック
一方コック

エアレーションの強弱や、エアーを止める際に必要。

ホームセンターにあるアクアリウムショップでも売られていますが、数が置いていないことがあるので、ネットでまとめて購入のほうが、手間も値段もお得です。

ダイソーのシールテープ
シールテープ

塩ビ管の継ぎ目からエアーが漏れないようにする。

塩ビパイプ用の接着剤で止めると、後で分解できないので、シールテープを使用します。

使用しないでもつなぐことはできますが、エアーが漏れることがあるので、おすすめできません。

私はダイソーのシールテープを、1巻半使いました。

1巻は5mです。

使用する道具について

パイプカッター
パイプカッター

塩ビパイプをカットするための道具は、回して切るタイプと、塩ビパイプが切れるノコギリがありますが、このパイプカッターが圧倒的に簡単に短時間でカットできます。

屋外のメダカ飼育では意外と出番が多いですよ。

ハサミ
ハサミ

エアチューブを切るために必要です。

100均一で十分です。

コンベックス
コンベックス

塩ビパイプの長さを測るのに必要です。

私は塩ビパイプがどれくらいの長さが必要かを割り出すために使用しました。

塩ビパイプのカットする長さは、現場合わせでカットしたので、100円均一で十分だと思います。

インパクトドライバー
インパクトドライバー

塩ビパイプに一方コックを取り付ける穴を開けるのに使用します。

こちらもメダカ飼育を始めると、何かと使用頻度が高いので、丈夫で壊れにくい、工事現場では定番の「マキタ」がおすすめです。

ドリルキリ 4.5mm
ドリルキリ4.5mm

一方コックの穴を開けるのに必要で、一方コックのネジ径は5mmなので、4.5mmのほうがいいです。

一方コックの取付部からエアーが漏れてしまうと、余計な作業が増えてしまいます。

5mmで穴を開けてしまうと、ピッタリか、ゆるゆるになってしまうので、リスクが大きいです。

少しキツいくらいがちょうどいいですよ。

ドリルチャック
ドリルチャック

写真のように、インパクトドライバーにドリルチャックを取り付け、ドリルチャックには一方コックを取り付けて、4.5mmの穴にねじ込むために使用します。

ドリルチャックを使わないでも取り付けることはできますが、作業時間が段違いに短くなり、きれいに取り付けもできます。

インパクトドライバーや、六角軸が取り付けられる電動ドライバーがあるなら、揃えて欲しい道具です。

設置に際しての注意点

  • 電源の確保屋外で使用する場合、電源の確保が必要です。防水対策を施した延長コードや防水コンセントを使用してください。
  • 防水対策ポンプ自体は屋外設置が可能ですが、雨に直接当たらないように設置することが重要です。専用の防水カバーや雨よけの場所に設置することをお勧めします。
  • 配管の取り回しエアチューブはできるだけ短く、直線的に配置することで効率よく空気を送ることができます。また、チェックバルブを使用して逆流を防ぐことも重要です。

ステップバイステップで設置しよう

設置場所の選定

安永エアーポンプ

屋外で使用する場合は、直射日光や雨を避けられる場所を選びます。

本体は防水性はあるので、雨に当たっても問題はないが、劣化は早くなる可能性があるのと、電気を使う物なので、雨は当たらないに越したことはないです。

直射日光は、ポンプ本体も、使用すると熱を持つので、直射日光の熱と紫外線は劣化早め、寿命が短くなる可能性があるので、雨同様避けたほうがいいです。

塩ビパイプを使って飼育容器まで伸ばす

塩ビパイプカッター

安永エアーポンプから、飼育容器まで塩ビパイプを伸ばしていきます。

ここは各々長さは違うので、適切な長さでカットしていきます。

シールテープ

各パーツを取り付ける前に、シールテープを巻くのを忘れないようにしてください。

シールテープを巻くコツは、先端から少しはみ出して巻いて、シールテープを切る際は、引っ張って引き千切ることです。

ハサミを使うと逆に難しいし、キレイに巻けないと思いますので注意してください。

各パーツを取り付ける

シールテープを巻いたら各パーツを取り付けます。

注意が必要なのは、取り付けた後に間違いに気づき、パーツを外した際は、シールテープは巻き直したほうがいいです。

なるべく間違えないように気をつけてください。

一方コックを取り付ける

使用するドリルキリは4.5m

私の場合は、塩ビパイプを設置してから穴あけをしましたが、穴を開ける位置がわかるのであれば、最初に開けたほうがいいと思います。

実際に穴を開けた時は、メダカの容器に穴を開けた時に出る切粉が入らないようにしてから穴を開けています。

塩ビパイプを設置後に穴を開ける際は切粉に注意しましょう。

ドリルチャック

ドリルチャックに一方コックを取り付けます。

締め付けはそこまで強くしなくて大丈夫です。

一方コックを取り付ける

4.5mmで穴を開けている場合、最初はなかなか入らないのですが、急に入り始めるので、ここでドリルを止めないと、穴が広がりゆるゆるになってしまうので注意してください。

エアチューブとエアーストーンの接続

エアーストーンは水に浸けると細かくてキレイな泡が出ます

エアーストーンを2時間ほど水に浸けておきます。

なぜ浸けておくかというと、製品内部に残っている空気を抜くことで、エアーストーン本来の細かくてキレイな泡が出るようになります。

エアーチューブにエアーストーンを取り付ける

後はエアーチューブに取り付けて、一方コックに取り付ければ完成です。

エアーポンプの出口にエアチューブをしっかりと差し込みます。

必要に応じて分岐コックを使用し、複数のエアチューブを接続します。

電源の確保とテスト運転

電源を接続し、ポンプを作動させます。

エアストーンから泡が均等に出ているか確認します。

屋外での電源の雨対策方法

屋外で使用する場合、軒下に設置できれば良いのですが、それが難しくて、設置を諦めている方もいると思います。

コンセントの接続部を雨に濡れないように加工することが必要です。

私は軒下に電源を持ってきていますが、台風などの横殴りの雨だとやはり心配なので、防水しています。

電源まで届かないので、延長コードを使用しました。

延長コードのコンセント部も防水します。

100円均一のダイソーで購入しました。

200円商品ですが、ボックスの大きさと、持ち手のための穴が最初から開いているのでこれを選んでいます。

横の穴が開いていない場合、ドリルなどで、コンセントが入る穴を開けないといけないです。

この商品ならその穴あけは不要です。

ただし、雨ざらしの場所であれば、水抜き穴を下部に開けるか、電源を入れた後に、この穴に水が入らないようにする必要があります。

私の場合は、軒下なので、水抜き穴は開けていません。

最初のボックスの中に入るサイズのボックスを用意します。

こちらもダイソーで購入しました。

このボックスを中に置くことで、大外のボックス内に水が入っても中には入ってきません。

コンセントを入れると写真のような感じです。

私は住宅街なので、夜にブクブクしてると苦情がきたら嫌だなと思ったので、24タイマーを取り付けて夜は作動しないようにしています。

常時通電と、タイマーを切り替えられるし、電源OFFにもできるので、冬の間はOFFにすることもできるので、便利ですよ。

ダイソー融着テープ

ダイソーで売られていた融着テープです。

引っ張りながら巻くことで、防水できますが、過信しすぎないように注意してください。

このコンセントに巻いていきます。

巻く時は引っ張りながら巻くこと。

後で剥がれてきたら嫌だなと思ったので、インシュロックで止めておきました。

安永エアーポンプ導入レビュー

塩ビパイプでエアレーションをすると、本格的なメダカ愛好家の仲間入りした気分です。

私の場合は合計24個の容器にエアレーションをしましたが、安永エアーポンプAP-40Pのスペックで言うと後76個は容器を置ける計算です。

メダカのエアレーションはチョロチョロっと泡が出てれば十分なので、もっと容器は置けますが、そのスペースがないのが残念です。

明らかに私の飼育環境ではオーバースペックですが、ある程度の風量の出る、室内用の小型エアーポンプだと、上の画像の8個の容器でもう限界で、「あと2個くらいエアーポンプ買い足さないと駄目かな…」と思っていました。

何個もエアーポンプを買うくらいなら、もう「安永エアーポンプ」を購入するしかないと思い、購入しましたが、大正解で、大満足です。

過密飼育はあまり良くはないのですが、もっとメダカを入れても大丈夫だと思いますし、親の容器はクリアウォーターで管理したかったので、このエアレーションでバクテリアを増やしクリアウォーターの飼育をしたいと思います。

これからのメダ活が楽しみです。

よくある問題とその解決法

騒音問題

ポンプの設置場所を変更したり、防振マットを使用することで騒音を軽減できます。

説明書にも記載があるのですが、壁から2〜30センチは離したほうがいいとあります。

上の設置場所でわかる通り、無視して置いてしまっていますが、エアーポンプの音や振動はほぼ聞こえないです。

むしろブクブクのほうが音は大きい気がします。

振動音に関しては、安永エアーポンプを、スチロールブロックに置けば、振動軽減になると思い置いています。

逆流問題

私の場合は何度か電源を落として、逆流するかチェックしましたが、逆流する様子はなかったので、逆流防止弁は取り付けていません。

もし逆流する場合は、「逆流防止弁」を取り付ける必要があります。

逆流防止弁を取り付けても、逆流してしまう場合は、チェックバルブが正しく取り付けられているか確認します。

逆流が発生する場合、バルブの向きをよく確認し、正しく再設置してみてください。

泡の出方が不均一

泡の出方が不均一の場合の理由のほとんどが、エアストーンにあります。

稀に、一方コックにゴミが詰まることがあります。

エアチューブやエアストーンに詰まりがないか確認し、必要に応じて清掃または交換します。

メダカ飼育にエアレーションの効果

メダカの健康と行動の変化

エアレーションを導入することで、メダカの健康状態や行動に以下のような変化が見られます。

  • 活発な行動エアレーションにより水中の酸素量が増加すると、メダカはより活発に泳ぎ回るようになります。酸素が十分に供給されることで、ストレスが軽減され、健康状態が向上します。
  • 健康状態の改善酸素が豊富な環境では、メダカの免疫力が高まり、病気になりにくくなります。また、酸素不足による窒息や死亡のリスクも減少します。
  • 繁殖率の向上健康な環境では、メダカの繁殖率が向上します。特に、酸素が豊富で水質が安定している場合、繁殖活動が活発になり、卵の孵化率も高まります。

水質改善の具体例

エアレーションは水質の改善にも大きな役割を果たします:

  • クリアウォーターの維持エアレーションにより水中の有機物が分解されやすくなり、透明で綺麗な水質を保つことができます。これにより、メダカが快適に過ごせる環境が維持されます。
  • 有害物質の減少水中のアンモニアや亜硝酸などの有害物質が分解されやすくなります。エアレーションによって水流が生まれることで、これらの有害物質が滞留せず、フィルターやバクテリアによる分解が促進されます。
  • バクテリアの活性化酸素が十分に供給されることで、水槽内の有益なバクテリアが活性化します。これにより、硝化サイクルが安定し、水質が常に良好に保たれます。

長期的な効果と維持管理のポイント

エアレーションの効果を長期的に維持するためのポイントを以下にまとめます:

  • 定期的なメンテナンスエアストーンやエアチューブは定期的に清掃し、詰まりを防ぎます。また、ポンプ自体も定期的にチェックし、異常がないか確認します。
  • 効果的な維持管理方法エアレーションの効果を最大限に引き出すために、適切な水換えやフィルターのメンテナンスを行います。水質を定期的にチェックし、必要に応じて調整します。
  • 適切なエアレーションの使用過度なエアレーションは逆効果になることもあります。メダカの様子を観察しながら、適切な量のエアレーションを行うことが大切です。特に稚魚・針子には注意してください。

まとめ

エアレーションはメダカ飼育において非常に重要な役割を果たします。以下に、エアレーションの重要なポイントを総まとめします:

  • 酸素供給の重要性エアレーションにより水中に十分な酸素が供給され、メダカの健康が維持されます。酸素はメダカの呼吸だけでなく、水中の有機物を分解するバクテリアの活動にも必要です。
  • 水質の維持エアレーションは水の循環を促し、有害物質の分解を助けることで、水質の維持に貢献します。これにより、クリアで清潔な水環境が保たれます。
  • 健康と繁殖への影響エアレーションによりメダカの健康が向上し、繁殖率も高まります。酸素豊富な環境は、メダカのストレスを軽減し、免疫力を高めます。

安永エアーポンプAP-40Pのおすすめポイント

安永エアーポンプAP-40Pは、メダカ飼育に最適なエアーポンプです。その主なおすすめポイントは以下の通りです:

  • 高い吐出力毎分40リットルの空気を供給できる強力な吐出力。これにより、大型水槽や複数の水槽に同時に酸素を供給できます。
  • 静音設計動作音が非常に静かで、住宅地でも気にせず使用可能。静かな環境でメダカを飼育することができます。
  • 省エネ設計消費電力が低く、経済的。長時間の使用でも電気代を気にせずに済みます。
  • 耐久性高品質な素材を使用しており、長期間使用可能。丈夫な構造で、信頼性があります。

これからのメダカ飼育に向けて

エアレーションを導入することで、メダカ飼育の環境は大きく改善されます。以下に、今後のメダカ飼育に向けた提案をまとめます:

  • 定期的なメンテナンスエアーポンプやエアストーンの定期的な清掃と点検を行うことで、長期的に安定した効果を維持します
  • 適切な水質管理エアレーションだけでなく、定期的な水換えやフィルターのメンテナンスも欠かさず行い、水質を良好に保ちます
  • 観察と調整メダカの様子をよく観察し、必要に応じてエアレーションの強度や設置位置を調整します。メダカが快適に過ごせる環境を維持することが大切です。

これからのメダカ飼育において、エアレーションは欠かせない要素です。適切なエアレーションを行うことで、メダカの健康と水質を維持し、快適な飼育環境を提供しましょう。

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