ミジンコはメダカにとって栄養価の高い生餌です。あげすぎても水が汚れにくいのでサラリーマンなどの忙しい方には非常に重宝するので、増殖できるとしたら挑戦してみたい方は多いと思います。
- 忙しい自分でも簡単に繁殖できるの?
- 培養方法がよくわからない
- ミジンコに種類があったの?どのミジンコを使えばいいかわからない
自分も、このような疑問があり、初心者の自分でも培養できるのか不安でなかなか挑戦できなかったのですが、挑戦してみたら、簡単でした…今では粉餌をあまり使用しなくなりました。
オオミジンコが1番オススメで培養していますが、メダカの飼育水だけで培養できます。
メダカの飼育水はオオミジンコにとっては栄養満点で、グリーンウォーター化した飼育水であれば完璧なオオミジンコの餌になりますよ!
この記事を見れば、なぜオオミジンコがおすすめなのか、飼育水を使った培養方法、管理方法などがわかると思います。
オススメはオオミジンコです
一般的にメダカ屋さんで売られれているのは3種類ほどです。
- ミジンコ
- タマミジンコ
- オオミジンコ
オオミジンコは、サラリーマンなどの忙しい方に向いています。丈夫なのと、繁殖力が高いので増やしやすい、大きいので見やすいなど、個人的に一番オススメです。
タマミジンコは急に増えたり減ったりが激しい傾向があるので、気づいたら全滅した?ということがあるので初心者の方は注意が必要ですが、稚魚や若魚にとっては食べやすいので、よくミジンコが観察できる人にはオススメです。
正直ミジンコ自体がオススメなのですが、自身の飼育環境に合わせたミジンコが一番だと思います。
自分はどれも飼育していますがオオミジンコだけでいいと思っています。
ミジンコは培養できる?培養方法解説します
準備する物としては、
- 繫殖させたいミジンコ
- ミジンコの餌(私はPSBを使用しています)
- バケツなどの容器
- 酸欠防止のエアーポンプ
これらがあれば簡単に繁殖させることができます。
ミジンコには種類がありますが、どのミジンコも培養方法は変わらないです。
培養方法について
- 容器に飼育水を入れます。青水になった普通なら捨ててしまう水がベストです!
- エアーポンプを設置
- そこにミジンコを投入
- 勝手に増殖していきます
やることはこれだけです。非常に簡単です。
この餌についてですが、餌として使える物は複数あり、
- PSB
- エビオス錠
- グリーンウォーター
- 生クロレラ
- メダカの粉餌
これらで培養実績があるのですが、個人的オススメ餌は、飼育水です。それも捨ててしまうような青水が1番です!
これは何故かと言うと、以前メダカを飼育していた容器に、オオミジンコを入れたのですが、オオミジンコが大きすぎて食べられなかったオオミジンコがいました。
メダカだけを別容器に移して、そのまま放置していたら大量にオオミジンコが培養されていました!
この方法がいいのではと何回か試しましたが、1番楽でコスパもいいことに気が付きました。
普段なら捨ててしまう飼育水にこんな使い道があったとは…グリーンウォーターを作る際も、飼育水を使うほうがグリーンウォーター化されやすいので、オオミジンコにとっても栄養満点だということだと思います!(^^)
放置しすぎると今度はオオミジンコは減っていきます
ミジンコを大量に増殖したはいいけど、その後何故か減っていくパターンですが、おそらく酸欠が原因の可能性が高いのと、餌不足が考えられます。
失敗例として、私もいっぱいミジンコが増えて、もっと増やしたいと思い、餌をさらに投入して放置したら、減ってたことがありました。弱めのエアレーションをすると改善しましたが、やっぱり数が多すぎると失敗したこともあるので注意してください。
餌については、グリーンウォーターの中でミジンコ培養をしていると、グリーンウォーターがクリアウォーターになっていきます。
これはミジンコが植物プランクトンを餌として食べているのでクリアウォーター化していきます。
つまりクリアウォーターになった水は餌不足になっている状態です。
その時はクリアウォーターを捨てて、新たにグリーンウォーター化した飼育水を入れてあげると、また増えていきますよ(^^)
使用方法について
網ですくって与えるのですが、タマミジンコだと普通の網では隙間が大きすぎてすくえないので、ミジンコ用ネットを使わないとすくいづらいです…
自分は100円ショップでも売っている、お風呂のゴミ取りネットを使っています。
すくい網をDIYできるなら、目の細かい洗濯ネットを使えば自作もできます。
ミジンコの管理方法について
私はオオミジンコを飼育しているのですが、ミジンコの管理のコツとして、複数の容器で管理したほうがいいです。
なぜなら、ミジンコは放置していると数がどんどん減っていくのと、ある程度培養してミジンコの匹数が多くなると、増殖が止まるのです。
適度な間引きをする必要があるので、基本毎日メダカにあげています。
私の管理方法は、大きめの容器2つにエアレーションを入れて、毎日柄杓を使い水ごとオオミジンコをすくって、メダカに与えています。
水が減ってきたらまた飼育水を足していきます。
それと、稚魚のいる容器に、大きいサイズのオオミジンコいっぱい入れて、飼育しています。
メダカの稚魚は、大きいサイズのオオミジンコは食べられないのでそれを利用し、稚魚と一緒の容器でオオミジンコは勝手に増えていってます。
オオミジンコの小さい個体はそのまま稚魚の生餌になるので、給餌はほぼしなくても大丈夫というメリットがあります!
まとめ
ミジンコはオオミジンコが一番のオススメです。
増殖方法は簡単なのでぜひ挑戦してみてください。
注意ポイントは
- 酸欠に注意すること。数が増えると酸欠になりやすいです。
- 餌となる飼育水は捨てずにとっておく。
- 放置しすぎるといつの間にか数が減ってたりすので、間引きする必要があるので注意する
- 1つの容器で飼育するのではなく、複数の容器(最低でも3つは欲しいところ)で飼育すること
これらに注意し、メダカの健康のために、良質な生餌を育ててみてください。
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