マーフィードの専用ボックスの作り方|紫外線劣化やコケ防止に役立ち持ち運びや冬季保管も簡単になります

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マーフィードはメダカの水換えの時にカルキ抜きが不要になる浄水器で、メダカ飼育をしていると品種が増え、容器が多くなってくるので必ずと言っていいほど欲しくなってくるアイテムの一つです。

このマーフィードは屋内用なので、屋外で使用すると色々な問題が発生します。

屋外で使用すると発生する問題
  • 紫外線による部品の劣化
  • 日光が当たることによるコケの発生
  • 冬季での使用による凍結リスク

これらの問題が発生してしまうのです。

マーフィードは高価な商品なので、壊れないように長く使いたいですよね。

そのためには、マーフィードをケースに入れて、紫外線をカットし雨水にも当たらないようにして、冬季には室内に仕舞うことが1番良い対策になります。

この記事では、マーフィードの持ち運びにも便利な専用ボックスの作り方を解説します。

※屋外での使用はメーカー非推奨なので自己責任でお願いします。

マーフィードをまだ購入しようか迷っている方はこちらの記事を参考にしてみてください。

\持ち運びが簡単になるクイックジョイントはネオ/

目次

マーフィードのフィルターケースは丈夫だけど透明です

マーフィードのフィルターケースは丈夫なのですが、屋内で使うことを前提として作られています。

マーフィードの説明書にも『直射日光の当たる場所や屋外には絶対に置かないでください』と書かれています。

フィルターケースの部分はおそらくプラスチック製でフィルターが見えやすいように、透明です。

割れた白い容器

透明容器や白い容器は、屋外で使用すると日光の紫外線で劣化し、脆くなりボロボロになり最終的は上の写真のように、持っただけで割れてしまいます。

マーフィードの浄水器がいくらしっかりとした作りでも紫外線には勝てないと思いますので、日光の紫外線に当たらないように、ケースに入れる必要がありますが、そもそも屋内で使用してくださいなので、屋外で使う場合は、自己責任となります。

マーフィードをケースに入れても日陰に置いたほうがいい

マーフィードをケースに入れても日光の当たらない場所に置くほうがいいです。

特に夏場は注意が必要で、浄水器を使用した後に水を止めても中に水が残ったままになります。

ケースに入った状態でも夏場の直射日光が当たると、ただでさえ気温が高いのに、浄水器内の水が直射日光により高水温になります。

カルキ抜きがいらないからと、そのままメダカ容器に水を入れてしまうと、メダカ容器内の水よりも高い水温の水が入りメダカに良くありません。

最悪の場合、メダカが死んでしまう可能性もあります。

ケースに入れてマーフィード自体の紫外線カットはできますが、水温の上昇は防げないので注意してください。

どうしても直射日光が当たる場所で使用しなければならない場合は、マーフィード・スタンダードネオがオススメです。

なぜならネオはクラシックと違い、クイックジョイントなので、ホースの着脱は非常に簡単です。

ネオであれば使用しない場合にホースを外し、日陰に置いておくことも簡単です。

クラシックはホースの取り外しは大変だと思いますので、使用状況に合わせてクラシックとネオを選んだほうがいいですよ。

冬季はマーフィードを仕舞ったほうがいい理由

マーフィード浄水器が冬季に仕舞うことが推奨されているのは、内部の水が凍結してしまうリスクがあるためです。

凍結すると、フィルターや筐体が破損する可能性があり、浄水器の性能が著しく低下したり、故障したりする恐れがあります。

そのため、寒い季節には、使用後に内部の水を抜いてから屋内に保管することで、浄水器の寿命を延ばし、性能を維持することが推奨されています。

マーフィード専用ケースの作り方

マーフィードのケースに使うのはこちらの蓋付きのケースを使用しました。

カインズで購入した【フタ付きハードコンテナ13】です。

NVボックス13と同じサイズですが、フタがしっかり閉まるタイプである必要があります。

大きさ的にはジャストフィットします。

上部に隙間ができるので、付属品のフィルターレンチも入れておけるので無くす心配もありません。

マーフィードをそのままケースに入れることはできないので、加工が必要になります。

マーフィードのニップルの高さや奥行を測ります。

高さ:288ミリ

奥行:72ミリ

穴を開ける場所に印をつけておきます。

ステップドリルで穴を開けていきます。

穴の径は26ミリです。

バリ取りをしていきます。

私はカッターを使用しましたが、手を切らないように軍手などの保護具をしてください。

バリ取り用の工具もあるので、そちらの使用推奨です。

穴を開けただけではマーフィードを入れることはできないので、加工していきます。

下記の写真のようにカットします。

カットはシャークソーがおすすめ。

私はこのシャークソーで、割れてしまった容器や不要になったゴミなどを切って細かくして捨てています。

色々な材質を切れるので重宝しています。

カット後、ぴったりハマればもう完成です。

上部の開いているスペースにフィルターレンチを入れて使用しています。

無くすとフィルター交換の時に大変なのでおすすめです。

設置してマーフィード専用ボックスの完成です!

まとめ

マーフィードは屋内用設計なので、屋外で使用する商品ではないです。

そのため、直射日光による紫外線に弱く、寿命が短くなる可能性があります。

マーフィード専用ボックスを自作し、ボックスの中に入れて使うことにより、多少の劣化を防げるとは思いますが、ボックスに入れたとしても、日陰で使うようにしてください。

ボックス内に入れたとしても直射日光により、マーフィード本体の熱が上がり、出てくる水が高温になる可能性があるため気を付けてください。

マーフィード専用ボックスは、冬季にマーフィードを仕舞う際にもボックスに入れることで片付けしやすくなります。

マーフィード浄水器が冬季に仕舞うことが推奨されるのは、内部の水が凍結するとフィルターや筐体が破損し、浄水器が故障するリスクがあるためです。凍結によるダメージを防ぐため、冬の間は浄水器を屋内に保管することが重要です。

この記事を参考に、マーフィード専用ボックスを自作してみてもらえると幸いです。

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