水耕栽培やアクアポニックスでは色々な野菜を育てている自分ですが…鉢やプランターで土を入れての野菜は育てた経験がないです…。
そこで鉢で何か野菜を育ててみよう!と思い、ホームセンターのガーデニング売り場を見ていたら、面白い苗を見つけました。
『トマト大王』です。
トマト大王の説明には、支柱いらず、脇芽もほっとくだけの放任栽培…そして、しだれしだれてすごくたくさんミニトマトが収穫できる!とのこと…。
これなら初心者でも育てられるかな?と思い植付〜収穫までを記録してみようと思います。
苗植付は2023年5月18日です。
これからミニトマト栽培をはじめてみよう!トマト大王が気になっている!などの方の参考になればと思います。
ハンギングトマトの王様!トマト大王について
ハンギングトマトの王様のハンギングとはなんだろう?と思い調べてみたところ、プランターやバスケットなどに苗を植えてそれを吊るして栽培するとのことでした。
トマト大王の写真を見ると実がぶどうのように吊るされて実がなること
トマト大王を育てる為に準備した物
トマト大王を育てるのに購入した物は、
- トマト大王苗
- 深めの鉢
- 支柱
- トマトの土
これらを購入しました。それぞれどのような物を購入したのか説明していきますが、ミニトマト栽培というか、鉢での栽培はド素人なので、どれがいいのかさっぱりでした…。
水耕栽培であればスポンジやハイドロボール、適当な容器と液体肥料があればいいので簡単なのですが、鉢や土だけでも色々な種類がホームセンターに売られていて、優柔不断な自分は2時間くらいどれがいいか悩みました…。
トマト大王苗

購入した苗はこちらです。
このトマト大王だけセール品と売られていました。価格は200円ほどでしたが、普段からトマト苗を見ているわけではないので、これが高いのか安いのかよくわかりません…2023年は物価が上がっているので、このトマト苗も値上げされているのでしょうね。

写真を見るとすごいたくさん実がついています。ネットのミニトマト栽培をしている方のブログなどを見ていると、通常のミニトマト苗を育て、収穫できるのは100個前後が多いのかなと思います。

苗には脇芽がすでに出ていますが、このトマト大王は脇芽を取らない放任栽培でもいいというのも特徴だそうで、通常のミニトマトではこの脇芽は取ってしまうそうです。
1本仕立てで育てていくミニトマトと、ハンギングトマトで収穫の差がどれだけあるのかは、わからないのですが、通常のハンギングトマトの約4倍収穫できるかも!!とのこと…400個前後収穫できる可能性があるのはすごいコスパがいいですよね。あとは味が美味しければ…これからが楽しみです。
鉢

購入した鉢は楽々菜園という鉢でミニトマトは深めの鉢での栽培がいいとのことでこちらを購入しました。ホームセンターで税抜き1290円でした。

購入時の中はこんな感じで付属品がついてました。

この横の切れ目の下に水が溜り底面給水してくれるようです。

ミニトマトは乾燥気味のほうが甘いミニトマトになるそうですが、初心者には乾燥させてから水をあげるタイミングが難しく、失敗する可能性があるとのこと…。

この写真にミニトマトが写っているから育てられないことはないだろう、楽々菜園だから初心者に優しいのかな?ということで購入を決めました。

支柱と共に取り付ける部品が付属品として入っていました。

この部品は鉢に支柱を刺した時に動かないように固定する物のようです。


鉢にこのように取り付け、支柱を立てます。

取り付け例も写真で載っていました。
トマト大王は支柱いらずとのことでしたが、他のミニトマトや野菜を育てる時に取り付けしやすいのがいいと思いこの鉢を選びました。

サイド支柱は8mm×4本と、真ん中に立てるセンター支柱11mm×1本が必要で、土容量は15リットル、貯水容量は2.5リットルと書いてあります。

貯水できる鉢なので、排水の切れ込みは横にだけついています。
支柱

トマト大王は支柱いらずと書かれていますが、他の方の栽培日記を見ると、風で倒れてしまうことがあるので、やっぱり支柱は必要との記事を発見したので支柱も購入しました。
通常のミニトマトは上に伸びていくので、1.5m〜1.8mは必要とのこと。このトマト大王はハンギングトマトなので背丈は50cmほどだそうで、あまり上には伸びないようです。
来年のことも考え1.5mの8mmサイズを4本を購入。価格は4本で税抜き396円でした。
センター支柱は後々必要であれば購入しようと思います。
トマトの土

購入したのは「袋で育てるトマトの土」で価格は税抜き799円と売られている土の中ではちょっとお高い…トマトの土、ハイポネックスの文字だけで購入を決めました。

野菜用の土でも問題なくミニトマトは育つようですが、やはり初心者ということで、トマト用の土のほうがいいだろうと個人的には思いました。普通の野菜用の土で栽培は慣れてきたら挑戦しようと思います。

袋で育てられるトマトの土なので、プランター不要と書かれています。袋栽培のほうがコスパはいいですが、初めてなので王道の鉢で栽培します。袋で育てるパターンもそのうち挑戦してみようとは思います。

袋栽培の場合はこの水抜き穴の印に穴を開けます。少し大きめの穴がいいみたいです。水が底に溜まらないように、底に近いところにも水抜き穴のを開けるのが失敗しないコツみたいです。

充填時容量は15リットルです。

特徴を見てみると、トマトの栽培に適した土になっているようで、元肥もカルシウムも配合されているし、pHまで調整されているのでミニトマト栽培初心者には安心できる土なのではと思います。
少し疑問があるのですが、ミニトマトも中玉、大玉も必要な土だったり栄養は同じなのか…?トマト栽培に適した土だからミニトマトでも問題ないですよ〜という認識でいいのだろうか…と思いましたが、トライアンドエラーということで、こちらの土で挑戦。
あのKAGOMEからもトマトの土が売られているんですね!KAGOMEのトマトジュースは美味しくて大好きなので、KAGOMEの土なら甘いトマトが作れそうです。
トマト大王を植え付けます
見様見真似で土への苗の植付に挑戦しましたが非常に簡単でした。

まずは土を入れますが、鉢底石は不要との意見が多かったので今回は使ってないです。

大体の鉢には土はここまで!という線があります。これ線以上に土を入れると水が溢れたりするみたいです。

トマトの土を一袋入れるとこんな感じです。
ちょっと土少ない気がします。鉢の土容量15リットルと書かれていたので、土も15リットルと書かれている物を選びましたが、水を入れると土は締まるので、土は少し多めになるように20リットル買えばよかったかなと後悔。

土が用意できたら、人差し指と中指で苗を持って、

裏返して、

ビニール鉢をポンっと抜きます。簡単に抜けます。根っこはいじらず、そのまま植え付けてOKとのことです。

後は土を掘って苗を置いて、土を被せて終わりです。

水をたっぷりと、下から水が出るまで与えます。
苗には水をかけないほうがいいみたいです。

下から水が出てきました。

やはりちょっと土が少ない…土は鉢の土容量よりも多めに購入したほうがいいと学びました。

植え付け完了です。
この後は水が乾いたら水を上げて、状態によっては追肥などを与えていきます。
これからどう育ち、実がなるのか、美味しいミニトマトはできるのか?成長が楽しみです!
植付けから10日後の様子

大きさはそこまで変わってないような…植物の成長は毎日見てると変化に気が付きにくいですね…。

よく見ると実がなっていました。まだ2つくらいしかないですが、これからいっぱい実がなると思います。
貯水機能のある鉢で育てているので、水やりは10日後時点でまだ1回しかあげてないです。土が乾いたら水をあげるのがミニトマトを甘く育てるコツのようですが、初心者はそのやり方だと枯れるリスクがあるようなので、この鉢は正解だったのかな?ですが先程述べた通り乾燥するまでに時間がかかるので甘いトマトにならないのかな?と不安に思っています。
また変化があれば更新していこうと思います。
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